新潟医療福祉大学と柏崎常盤高等学校の新たな連携の始まり
2023年12月18日、新潟医療福祉大学は新潟県立柏崎常盤高等学校との高大連携協定締結式を盛大に開催しました。この協定は、高校生に医療系の職業や資格についての理解を深めさせる目的を持っています。本協定の締結によって、地域社会に貢献できる人材を育成し、医療福祉分野での進路選択をサポートすることが期待されています。
新潟医療福祉大学は、これまでに22校の高等学校と高大連携協定を結んでおり、高校生に医療に関する興味を持ってもらう機会を増やしています。特に柏崎常盤高等学校では、医療系の職業志望の生徒が増加する中、大学での学びや医療職についての理解を深めることが困難となっています。そこで、大学訪問やチーム医療体験といった具体的なプログラムを通じて、生徒たちの理解を促進する計画が進められています。
協定締結式では、新潟医療福祉大学の矢田広視事務局長と西澤正豊学長が挨拶を行い、柏崎常盤高等学校の五十嵐直樹校長と羽二生大輔教頭も出席しました。式典は和やかな雰囲気の中で行われ、今後の連携が期待されました。
大学としては、出張講義や職業体験会を通じた支援を行い、高校生の進路選択を後押しします。また、JA新潟厚生連や長岡赤十字病院、NSGグループ病院との連携を強化し、高校生向けの病院見学も実施する予定です。これにより、医療人材育成における地域貢献が一層進むことを目指しています。
新潟医療福祉大学は、全国でも珍しい医療系総合大学であり、看護、リハビリ、栄養、スポーツなどの多岐にわたる学部で構成されています。多様な学びを通じて、医療現場で求められる「チーム医療」について実践的に学ぶことができます。さらに、国家試験合格率や就職実績の向上を目的とした支援体制を整えており、スポーツや医療、栄養を融合した学びを提供しています。
加えて、NSGグループは教育事業を中心に医療・福祉・介護の分野に加え、さまざまな業種を展開する企業グループです。「地域をもっと豊かにする」ことを目標にしており、様々なプロジェクトを通じて地域密着型のビジネスを行っています。
今後、柏崎常盤高等学校との連携により、多くの高校生が医療や福祉に関する職業に興味を持ち、将来の進路選択に役立てることが期待されます。新潟医療福祉大学は、この新たな取り組みを通じて、地域社会への貢献を果たしていく考えです。