マーケティングを再考するセミナー「戦略ごっこ」
2025年4月22日、マーケティングの概念を根底から見直す実践セミナーが開催されます。このセミナーは、一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構の芹澤連氏が講師を務め、書籍「戦略ごっこ―マーケティング以前の問題【実践編】」の内容を深掘りします。
セミナーの目的
セミナーは、エビデンスの観点から、マーケティングやブランディングにおける誤解を解明することを目的としています。特に、通説や理論が実際のデータに基づかないことが多い現実を指摘し、どのようにつまずかないための戦略を構築すればよいのかを探求します。
セミナーの内容について
【1】「ごっこ」とはどういうことか?
マーケティング業界には、よく目にする理論や専門用語が溢れていますが、それらが実際には機能していなかったり、誤った解釈に基づいていることもあります。このセミナーでは、何が「ごっこ」なのか、なぜそれが起こるのかを分析します。
【2】成長のドライバーとは?
浸透率やロイヤルティの影響、さらには市場の成長段階に応じた適切な戦略について議論します。特に、売上が変数なのか定数なのかを理解することが非常に重要です。
【3】顧客活動の限界
既存顧客向けの活動だけが成長につながるわけではありません。ロイヤルユーザーの維持と新規顧客の獲得をどう両立させるかを考える必要があります。
【4】差別化戦略の本質
商品やサービスの差別化が、今まで興味を持たなかった顧客を引き寄せる要因になるのか。ブランディングがどのように売上に影響を与えるかを議論します。
【5】パラダイム転換の必要性
決定論的なアプローチから、確率論的なアプローチへの移行が求められています。これにより、より柔軟で適応的なマーケティング戦略が形成されるでしょう。
【6】カテゴリーエントリーポイント(CEP)
新たな市場参入の際のヒントや実践的な戦略も紹介されます。
【7】質疑応答セッション
参加者からの疑問に直接答える貴重な時間も設けられています。
受講方法
本セミナーはZoomを通じてライブ配信され、後日アーカイブも視聴可能となります。受講者全員には、書籍「戦略ごっこ―マーケティング以前の問題」を特典として贈呈されます。
SSKセミナーについて
新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年に設立され、法人向けビジネスセミナーを毎年約500回開催しています。多様化するビジネス環境の中で必要な経営戦略情報やマーケティング情報を提供し、企業の成長を支援することを目指しています。このセミナーも、最新の情報を基にした実践的な内容が期待されることでしょう。
この機会に是非、マーケティングの真髄を学び、ビジネスの成長へと繋げてください。