探究学習の新しい形
2025-08-08 12:31:45

KNT-CTと学研HDが共同探究学習プログラムを開発

KNT-CTと学研HDが共同探究学習プログラムを開発



KNT-CTホールディングス株式会社(東京都新宿区、社長:小山佳延)と学研ホールディングス株式会社(東京都品川区、社長:宮原博昭)が、探究学習の事業化を目指す基本合意を発表しました。この合意は、教育現場での探究学習やその関連コンテンツへの需要の高まりに応じる形で進展しています。

旅行と教育の融合



両社は、旅行業界と教育事業における専門知識やリソースを結集し、特に社会科見学などの貴重な体験を通じて、学びを深める多彩なコンテンツの開発を進めています。この共同プロジェクトでは、オンラインとオフラインを組み合わせた「探究学習専門スクール」の設立を計画中です。これにより、テーマ旅行と探究学習が融合した新たな教育プログラムが提供される見込みです。

探究学習の普及



探究学習は、生徒が自ら課題を設定し、解決に向けた手法を探る教育方法です。この学習法は、2020年から学校教育の中で段階的に導入されており、特に体験型の習い事の重要性が高まっています。KNT-CTグループのクラブツーリズム株式会社は、「テーマのある旅」を企画し、学びを促す旅行商品を提供する一方で、学研HDは多様な教育コンテンツと教材を展開しています。

初のプログラムはTAKANAWA GATEWAY CITYで



今回の合意に基づき、第一弾のプログラムとして、JR東日本の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で、未来の生活様式を探る子ども向け探究学習ツアーを企画しています。参加は中高生に限られ、30名の定員で、探究的な体験が期待されます。

実施詳細


  • - 対象: 中高生(30名限定)
  • - 実施日: 10月18日(土)
  • - 時間: 10:00集合、14:00解散予定
  • - 詳細情報: クラブツーリズムの公式サイトにて8月下旬より発表予定です。

このプログラムでは、高輪ゲートウェイエリアにおけるビジネス創造の現場や、最先端の無人決済店舗の仕組みを探求する機会が与えられます。また、自動走行モビリティの研究なども含まれ、テクノロジーと社会を考えるきっかけとなるでしょう。

学研の支援プログラム



学研HD傘下のグループ会社もこの取り組みに参加し、小学生向けのリアルな探究体験を提供予定です。朝日学研シンクエストでは、登録リポーターによる探究活動の成果を新聞に掲載するなど、新しい学びの形を模索しています。また、中高生向けのオンラインコミュニティ「Wonder Seeds」を通じて、生徒の興味を広げる取り組みも行われる予定です。

両社は今後も、独自の観点から探究学習プログラムを展開し、未来を担う子どもたちに夢と感動を提供していくことを目指しています。KNT-CTホールディングスは旅行サービスを起点にしながら、社会課題を意識した新たな価値の創造を目指しています。一方、学研ホールディングスは教育だけでなく、医療福祉分野でも活躍をしており、包括的な人材育成を進めています。

両社の取り組みは、教育の未来を切り開く新たな一歩となることでしょう。これからのプログラムがどのように発展していくのか、注目が高まります。


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会社情報

会社名
KNT-CTホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2-6-1​新宿住友ビル39階​
電話番号
03-5325-8547

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