環境に優しい電気バスの導入
箱根登山バス株式会社(本社:神奈川県小田原市)は、2025年4月20日から新たに電気バス(EVバス)の運行を開始することを発表しました。このEVバスは、走行中にCO₂や大気汚染物質を排出しないため、環境負荷を大きく軽減することが期待されています。255
この取り組みは、箱根登山バスが目指すカーボンニュートラルの実現に向けた重要なステップです。導入されるEVバスは2台で、年間およそ23.73トンのCO₂を削減できる見込みです。また、今後はさらに運行エリアと導入台数の拡大を計画しています。
EVバスの運行概要
1. 運行開始日
運行は2025年4月20日(日)を予定しています。ただし、運用の都合により変更となる可能性があります。
2. 導入営業所および台数
小田原営業所から運行されるEVバスが2台(B307、B308)導入されます。
3. 運行エリア
主な運行エリアとして、小田原市内を中心に、以下の系統が予定されています。
- - 国府津線:小田原駅東口~国府津駅
- - 芦子橋線:小田原駅東口~城東車庫前 など
4. 問い合わせ先
箱根登山バス株式会社運輸部では、運行に関する問い合わせを受け付けています。連絡先は以下の通りです。
TEL:0465-35-1201(平日9時~17時)
なお、現在はEVバスの運行便や時刻表の詳細をお知らせすることはできませんので、あらかじめご了承ください。今後はイベントなどでの展示機会も予定しています。
箱根登山バスは、カーボンニュートラル2050を目指す小田急グループの一員として、持続可能な交通サービスの提供を続け、脱炭素社会の実現に向けて努力していきます。国内外を問わず、環境保護に関心が高まる中、EVバスの運行は地域に大きな影響を与えるでしょう。地域住民や観光客にとって、より快適で環境に優しい交通手段が提供されることは、大きなメリットです。
これからの環境に配慮した交通手段の普及を促進し、持続可能な未来への第一歩を踏み出す箱根登山バスの取り組みにぜひ注目していきましょう。