福岡雙葉高等学校が取り組む新しいキャリア教育プログラムとは

福岡雙葉高等学校での新たなキャリア教育プログラム

福岡雙葉高等学校が全国の大学生メンターとのオンライン対話を通じて「大学生になった自分」を考える新しいキャリア教育プログラム『Cross Mentorship Youth』を実施しました。この取組みは、従来のキャリア教育に新しい風を吹き込み、高校生たちに将来の選択肢を広げることを目的としています。

実施の背景

現代社会において、グローバル化の進展は求められるスキルや視野の広さに影響を与えています。高校生たちは、人生の重要な進路選択に迫られる中で、自身の選択が適切であると納得できる機会を持つことが難しい状況にあります。そのため、株式会社CroMenが提供してきたキャリア形成支援プログラム『Cross Mentorship Youth』が、福岡雙葉高等学校に導入されることとなりました。このプログラムは、全国各地で活動する大学生メンターとの1on1対話を通じて、高校生たちが自己の進路や未来について深く考える場を提供しています。

高校生の反応

福岡雙葉GLコースの推進委員長を務める清水功也先生によると、「このプログラムは生徒たちにとって最高の進路指導の場となった」と評価されています。生徒たちの感想には「本当に楽しかった」との声が多く、具体的な進路選択の参考となったことが強調されました。高校3年生にとって、大学生のリアルな経験を知ることができる貴重な機会となり、進路への不安が軽減されたとのことです。

プログラムの特徴と内容

『Cross Mentorship Youth』は、全国の有名大学に所属する大学生メンターとの1対1の対話を特徴としています。このプログラムでは、過去に1,000名以上が受講してきた知見を基に構成されており、参加者のニーズに沿った柔軟な実施が可能です。プログラム内容には、大学生メンターとの「どんな大学生になりたいか」というテーマでの対話や、メンターによる進路選択や大学生活についてのスピーチが含まれています。

開催実績と評価

2022年5月20日に行われたこのプログラムには30名の生徒が参加し、全体の満足度は9.55/10という高評価を得ました。高校生たちは、大学生活についての具体的な考え方を学び、励ましを受けたことを感謝しています。「前向きな気持ちで自分の進路を考えることができた」との感想もあり、このプログラムの意義が証明されています。

今後の展望

CroMenは、全国高校生を対象に、今後もオンラインで大学生との対話の機会を提供していく予定です。グローバルリーダー育成に向けた取り組みを進める中で、各校との提携を広げ、新たなキャリア教育の場を創出していく考えです。個人での参加も可能な『Cross Mentorship Youth』プログラムは、注目を集めているサービスです。