優秀賞を受賞した「プロティアン・キャリアドック」が企業の成長を支援

HRアワード2024優秀賞受賞の「プロティアン・キャリアドック」

一般社団法人プロティアン・キャリア協会が運営する「プロティアン・キャリアドック」が、2024年のHRアワードにおいて優秀賞を受賞しました。この賞は、全国のHR関係者の投票によって、組織と個人の成長をサポートする優れた取り組みを評価する制度です。プロティアン・キャリアドックは、特に伴走型の組織開発支援サービスとして注目されています。

この賞を得た背景には、プロティアン・キャリア協会と、その唯一の認定企業である4designs株式会社の緊密な協力があります。404件の応募の中から選ばれたこのプロフェッショナル部門での優秀賞は、一次選考を通過した18件の中から、さらに全国のHRパーソンの投票によって選ばれました。これにより、「プロティアン・キャリアドック」は、2024年のHRを牽引するモデル事例として位置付けられています。

HRアワードとは

HRアワードは、人事関連の取り組みを広く評価する制度であり、13年目を迎える本年も多くの企業からの取り組みが投票対象となりました。この制度は、全国の人事担当者とHRパーソンの知見やノウハウを広めることを目的としており、最優秀賞と優秀賞の受賞者は全国の『日本の人事部』の会員による投票結果を基に決定されます。この賞の信頼性と権威性は、HR分野での多大な支持を得ています。

公式サイトも設けられ、過去の受賞事例や取り組みが紹介されています（HRアワード公式サイト）。

プロティアン・キャリアドックの詳細

「プロティアン・キャリアドック」は、1976年に提唱されたプロティアン・キャリア理論を現代的にアレンジしたもので、法政大学の教授である田中研之輔氏が提唱しました。具体的には、キャリア形成におけるビジネス資本、社会関係資本、経済資本という3つの要素に焦点を当てており、eラーニングや研修、面談など、多様なコンテンツを提供しています。

このサービスは単に研修を提供するのではなく、心理学やキャリア理論に基づいた科学的なアプローチを取り入れることで、受講者の行動変容を促すことを目的としています。社内のエンゲージメントを高め、全体の人的資本の向上に寄与するため、個々のキャリアを重視し、対話を通じて関わることが特徴です。

サービスの特長

プロティアン・キャリアドックは以下の特徴があります：

- 影響力の大きさ：過去4年間で上場企業200社以上に提供し、30万人以上への影響を与えています。
- 最先端のキャリア理論：新しいキャリア視点を提供し、世代間での共通言語を作ることを目指しています。
- 内製化の支援：300名のキャリア自律を支援するための認定者育成ノウハウで、企業内での能力向上を図ります。

導入企業には、住友商事、みずほフィナンシャルグループ、森永製菓、電通デジタルなどが名を連ねており、その信頼性が伺えます。

今後のイベント

2024年11月6日には法政大学教授田中研之輔氏が開発したキャリア開発診断の調査結果がオンラインで公開される予定です。これは企業の人事担当者を対象とした無料のプログラムで、キャリア開発に役立つ最新の情報が提供されます。参加申し込みはこちらから可能です。

プロティアン・キャリア協会について

一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2020年3月に設立され、キャリア対話型組織開発支援サービスや個人向けキャリア支援サービスなどを行っています。協会は東京都新宿区に拠点を置き、田中研之輔氏と4designs株式会社の代表である有山徹氏が共同で運営しています。公式サイトやSNSも設置されており、最新の情報を随時発信しています。