シシガミカンパニーの挑戦
2025-07-30 17:35:55

シシガミカンパニーが目指す持続可能な森林活用と共生社会

シシガミカンパニーが挑む持続可能な未来



株式会社シシガミカンパニーは、2024年に設立された企業で、森林の新たな利用を通じて持続可能な社会の実現を目指しています。最近、同社はその企業理念を「ゼブラ企業宣言」として発表しました。この理念は、利益追求だけでなく、社会的貢献を図ることを重視しており、急成長よりも地域との共生や共創を優先する姿勢が特徴です。もっと広い視野で言うと、個々の森林を利用することで、地域経済や自然環境の保全にも寄与し、共に生活する人々の幸福度を向上させようとしています。

ゼブラ企業とは



ゼブラ企業という概念は、2017年にアメリカの女性社会起業家により提唱されたもので、時価総額を重視するユニコーン企業に対比して、社会課題の解決と経済的成長を並行して目指す企業を象徴しています。特に日本国内においてもこの概念が注目され、地域課題の解決を図るインパクト投融資が進められています。

シシガミカンパニーの取り組み



シシガミカンパニーは「森林を次世代に引き継ぐ」というミッションのもと、森林レンタル事業「フォレンタ」を展開しています。この事業は業界初の試みで、キャンプ愛好者に森林を年間契約で貸出すサービスを提供しています。利用者は、山菜やキノコを採取したり、ブッシュクラフトを楽しむことが可能です。また、自然環境をできるだけ保護するために、過度なインフラ整備を行わず、既存の空間を活用しています。これにより、利用料金を低く抑えつつ、高い利益率も実現しています。

地域課題の解決



同社は、森林の管理や地域経済の活性化、都市部との共生を図っています。特に中山間地域では、観光資源が乏しいという課題がある中で、利用者が地域に何度も足を運ぶことで地域愛着が育まれ、結果的に地域経済にも良い影響を与えています。また、森林利用を希望する企業とも連携し、多彩な活動を通じて社会全体に貢献することを目指しています。

今後の展望



シシガミカンパニーは今後も、地域との共生を重視しながら、新たな事業やサービスを展開していく予定です。今年から参加するフランチャイズ制度では、森林所有者が参加しやすいように、金銭的負担を軽減し、利益を得やすい仕組みを導入していきます。森林の価値を再定義し、より多くの人たちが自然の恩恵に預かれるよう進めていきます。

代表の言葉



代表取締役CEOの田口房国氏は、ゼブラ企業という考え方がシシガミカンパニーの方向性を的確に表現していると感じており、「日本の森林を次世代に引き継ぐため、地域の人々と共に活動していく」と語っています。彼は、人口減少や環境問題など、今の社会が抱える課題に対して、本当に必要な事業の形を追求しています。彼の言葉には、森林という資源を大切にし、そこから人々のより良い生活を作りたいという強い決意が伺えます。

このように、シシガミカンパニーは新しい形のビジネスモデルを通じて、持続可能な社会の実現に向けて日々努力しています。今後も、彼らの挑戦に注目しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社シシガミカンパニー
住所
岐阜県加茂郡東白川村越原976番地10
電話番号
050-3095-4884

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