2026年の幕開けを彩る「第76回SBIアートオークション」の魅力
2026年の新しい年の始まりを迎えるにあたり、SBIアートオークション要請は、来たる1月24日と25日において「第76回SBIアートオークション|Modern and Contemporary Art」を開催します。東京都江東区に本社を構える同社は、アートを愛する多くの方々に向けて、年の初めにふさわしい特別なオークションとなることを約束します。
このオークションでは、近代美術の巨匠たちから現代の新鋭アーティストまで、約500点の作品が一堂に集結します。鑑賞者は、静謐な緊張感を湛えた作品たちから新たな出会いや発見の予兆を受け取ることでしょう。
出品作品のハイライト
特に注目したいのが、草間彌生のInfinity NetsシリーズからのF50号のキャンヴァス作品です。草間が初期から追求してきた“反復”が表現された一作で、見る距離によって変わるその奥行きに心を奪われます。
さらに、奈良美智の《I’m Starved》も見逃せません。シンプルな構図の中に繊細な感情が映し出されたこの作品は、「空腹」というタイトルにも関わらず、どこか穏やかな表情をしている鑑賞者を見つめています。
また、猪熊弦一郎の《地図と色》(1964)は、戦後のモダニズムを象徴する一作として、色彩のダイナミズムとリズム感が感じられます。まさに新年の晴れやかな空気を反映した明るい作品です。
国際的には、井田幸昌の《Jean-Michel Basquiat No.10》(2020)が加わります。この作品は、躍動する筆致と色彩の重なりによって、対象との対話を示す深いメッセージを秘めています。
今津景の《Red Lines》(2021)は、写真、絵画、デジタルを融合させた独特な技法で、現代ビジュアル文化の豊かさを表現。このように、近代から現代に至る幅広い作品群が揃う中で、参加者は新しい価値を発見することができます。
もう一つの注目作は、KAWSとカンパーナ兄弟による《KAWS: Monster (Sofa)》(2019)。アートピースでありながら、家具としての機能も兼ね備えたこの作品は、現代のアートと実用性が交差する優れた例です。
オークション参加者へのメッセージ
このオークションは、アートコレクターの方々はもちろん、初めてアートオークションに参加される方にも新鮮な体験を提供します。作品との出会いが新たな発見につながる場となるよう、多くの魅力を詰め込んでいます。
実施概要
オークション:
- - 日時:2026年1月24日(土)午後12時より、25日(日)午前11時より
- - 会場:ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階)
下見会:
- - 日時:2026年1月21日(水)-1月25日(日)
- - 会場:同上
参加方法:会場、電話、書面またはオンライン入札が可能です。オークションの進行はYouTubeで視聴することができます。
アート愛好家や新たなコレクターとして出発したい方々にとって、この機会をお見逃しなく。2026年のスタートを飾るアートイベントへぜひお越しください。