JR東日本が「PeerCross」でワーキングマザー支援の新たな挑戦
株式会社EVeMは、東京を拠点とするマネジメント支援企業で、近年、企業の枠を超えたワーキングマザー向けの支援サービスの提供を強化しています。特に注目されるのが、株式会社JR東日本が運営する「PeerCross」というプログラムとの連携です。このプログラムは、ワーキングマザーのキャリア形成を支援するために設立されており、EVeMは2026年度に向けて新たに「マネジメント100の型」という講座を提供することを発表しました。
挑戦としての連続講座
この新たな講座では、女性管理職や次世代リーダー候補が直面する実践的な課題に焦点を当て、全5回にわたる講座が実施されます。企業の枠を超えたネットワークを通じて、ワーキングマザーたちが抱える共通の悩みや課題に向き合い、必要なスキルを学ぶ機会を提供します。これは、企業が抱える女性の管理職数の不足を解消する一歩になるでしょう。
特に注目されるのは、現在日本の管理職における女性の割合が約13%に留まっている現状です。これに対抗する形で、政府は2030年までにこの割合を30%以上に引き上げる目標を掲げていますが、実際には育児や介護といったライフイベントとの両立を図ることが依然として難しいのが現状です。また、身近な女性のロールモデルが少ないことや、長時間労働を前提とした企業文化も大きな課題です。
マネジメント講座「100の型」
「マネジメント100の型」と名付けられたこのプログラムは、以下の内容から構成されています。
- - 第1回: 残業なし・時短でもできる管理職の極意
- - 第2回: 人間関係の悩みを解く
- - 第3回: 共働き・育児など「家庭」に効くマネジメントの型
- - 第4回: 自信がない人を支えるマネジメント技術
- - 第5回: 「ロールモデルがいない問題」を乗り越える
これらのテーマは、参加者が日常の業務の中でマネジメントを行う際に克服すべき具体的な問題を意識して設定されています。それぞれの講座は、約半年間にわたって行われ、PeerCrossが運営するネットワークを通じてリーダー候補たちのスキル向上を支えることを目的としています。
PeerCrossの理念
PeerCrossは、ワーキングマザーが変化を前向きに楽しむ社会を目指しており、企業間を超えたつながりを提供することで、マザーたちのキャリア形成を支援します。現在、約35社がこのプログラムに参加し、すでに累計で16,000名以上がマッチングされる成功を収めています。また、オンラインでの座談会が330回以上行われ、参加者同士の意見交換や支援が活発に行われています。
EVeMの貢献
EVeM自身も、2020年に設立された新しい企業で、約230社、2500人以上の経営者やマネージャーに向けたマネジメントトレーニングを提供しています。「マネジメントの型」を通じて、幅広い業種にわたる企業でその質の向上を図り、女性のリーダーシップ育成に貢献している点でも注目されます。
この取り組みが日本の企業文化にどのような影響を与えるのか、今後の展開が期待されます。