特別な金錯銘鉄剣の実物展示
埼玉県の国宝「金錯銘鉄剣」が、ついに実物を披露します。この貴重なアイテムは、295文字の銘文が刻まれており、古代日本の歴史において大きな意義を持つものです。約2年半ぶりに実物を公開することとなるその理由は、展示保存ケースの更新です。この新しいケースを用いて、私たちは今まで以上に鮮明に当時の古墳時代の文化を感じることができます。
この展示は、令和8年の2月28日(土曜日)から始まりますが、展示準備のために2月20日(金曜日)から27日(金曜日)まで本館は休館となります。ただし、将軍山古墳展示館は通常通り開館していますので、そちらを訪れることが可能です。
金錯銘鉄剣の歴史的背景
金錯銘鉄剣は、昭和43年に埼玉県行田市にある稲荷山古墳で発見されました。その時点で出土した115文字もの銘文は、当時の刀剣としては圧倒的な情報量を誇り、日本古代史において極めて重要な発見となりました。昭和58年には国宝に指定され、以降多くの人々にその価値が認識されています。
新しい展示環境
新しく設置された展示保存ケースには最新の技術が導入されています。このおかげで、金錯銘鉄剣に刻まれた文字がより鮮明に見えるようになるとともに、訪れる人々に一層深い感動を与えることでしょう。国宝の周囲には、がっちりとした保護措置が施されており、今まで以上に安全に、そして静かにその姿を楽しむことができます。
関連イベントと講座
展示が開始されるにあたって、さまざまな関連イベントも企画されています。例えば、学芸員が金錯銘鉄剣の保存方法を解説するイベントや、館の公式YouTubeチャンネルでの関連動画公開も予定されています。また、テーマ展「考古遺物-守り伝える技術-」も設けられ、古代の遺物だけではなく、現代における保存技術についても学べる機会となっています。特に注目すべきは、2月6日から申し込みがスタートする「考古遺物の保存-水漬け木器から金錯銘鉄剣まで-」という講座です。古代の遺物発見の経緯や、いかに考古資料を後世に残すかに触れる内容となっています。
訪問情報
金錯銘鉄剣の展示は、埼玉県立さきたま史跡の博物館1階の国宝展示室で行われ、観覧料は一般200円、学生100円となります。中学生以下や障害者手帳を持つ方(付き添い1名を含む)は無料です。詳細な情報は博物館の公式ホームページもご覧いただけます。
この機会にぜひ、埼玉の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。見逃すことのできない貴重な体験が待っています!
問合せ先
〒361-0025
埼玉県行田市埼玉4834
県立さきたま史跡の博物館 資料展示担当
電話:048-559-1181
メール:
[email protected]
公式ホームページ:
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