安心見守りシステム
2017-08-21 09:00:07

高齢者施設での安心見守りシステム「biblle」が実現する快適な暮らし

高齢者施設での安心見守りシステム「biblle」が実現する快適な暮らし



高齢者の生活の安心を守るため、「ロイヤルレジデンス千種」に導入された見守りタグシステム「biblle」が注目を集めています。このシステムは、施設内に設置された光BOX+と入居者が装着するbiblleタグを活用し、リアルタイムで入居者の状況を把握することが可能です。これにより、家族や施設職員は安心して入居者の様子を見守ることができます。

システムの特徴と機能


1. 可視化機能


まず、biblleの最大の特徴はその可視化機能です。施設内に設置された光BOX+のbiblleアプリを通じて、入居者の居場所や滞在時間などをプライバシーに配慮した形でリアルタイムで確認が可能です。これにより、入居者の安全を守るとともに、家族との距離感を縮めることができます。特に高齢者の生活をサポートする上で、こうした機能が果たす役割は非常に重要です。

2. 外出検知および緊急信号機能


次に、外出検知と緊急信号の機能もシステムの大きな強みです。万が一、入居者が施設から外出した場合、光BOX+が自動的にその情報を検知し、施設職員や家族に通知が届きます。これにより、迅速な対応が可能となり、入居者の安全が一層強化されます。また、入居者が自身で緊急信号を発信できるボタンを装備しており、必要なときに助けを求める手段も確保されています。

実施した実証実験


このシステムは2017年6月より、愛知県名古屋市千種区にあるサービス付き高齢者住宅「ロイヤルレジデンス千種」での実証実験を通じて、約70台の光BOX+と、入居者およびスタッフによる合計30名の利用者によっての導入が進められています。実際に使用することで、システムの利便性や安心感が確認されており、今後の更なる機能拡張も期待されています。

将来的な展望


今後、このシステムでは、入居者の日常的な行動パターンを把握し、異常を知らせる新たな機能の追加が検討されています。例えば、入居者が病気で移動が難しくなった際など、普段と異なる行動の兆候を捉えることで、より的確なサポートを提供することが可能になるでしょう。

光BOX+とは


光BOX+とは、テレビに接続するだけでインターネットが楽しめる情報機器です。動画や映像配信サービスを活用することができ、入居者だけでなく施設全体にリラクゼーションや娯楽の場を提供します。多様なアプリを用いた便利な情報収集も行えることから、生活の質を向上させる大きな助けになるでしょう。

おわりに


「biblle」による見守りシステムの導入は、高齢者が安心して生活できる環境づくりのための重要な一歩となります。施設内外のコミュニケーションを深め、入居者の安全を確保することができれば、より豊かな生活が実現できるでしょう。この取り組みが全国の高齢者施設へと広がり、さらに多くの方々が安全で快適な暮らしを享受することを期待しています。

会社情報

会社名
ジョージ・アンド・ショーン株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-23-4桑野ビル2階
電話番号
03-3405-7230

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