貿易プラットフォームTradeWaltzがRPAで業務効率化を実現

貿易業務の新たなステップ：TradeWaltzとRPAの連携

貿易業務において、データの迅速なやり取りは欠かせません。そんな中、株式会社ITSOは、2024年6月よりRPA（Robotic Process Automation）を活用したファイルのアップロード・ダウンロード機能を、貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」上で導入しました。この新機能は、ITSOと株式会社トレードワルツが手を組み、企業システムとのデータ連携を強化することを目指しています。

TradeWaltzとは？

「TradeWaltz」は、貿易関連企業向けにデータを用いた情報連携を行うプラットフォームで、多くの企業が利用しています。しかし、利用には自社システムとの連携が必須で、その手続きには手間やコストがかかるという課題が存在しました。

業務効率化の背景

企業が「TradeWaltz」を活用するためには、様々な連携手段を駆使する必要がありました。手動操作やAPI連携といった方法は、時間も労力も相当掛かります。これを解決するためにRPA技術を導入し、ファイルのアップロードやダウンロードを簡略化することが求められていました。

RPAを活用した新機能の概要

新たに開発されたファイルアップロード・ダウンロード機能は、RPAを活用して「TradeWaltz」のAPIを呼び出すことで、企業内のシステムとスムーズにデータ連携を行うことを実現しました。この機能により、利用企業はデータの二重入力や複雑な作業から解放され、時間やコストを大幅に削減できるようになります。結果として、高速で効率的なデータのやり取りが可能になりました。

未来の展望

ITSOは、豊富な経験に基づいて汎用的ながら柔軟にカスタマイズ可能な仕組みを提供しています。これにより、企業が独自のファイル形式を使用しても、簡単な開発でデータ連携が実現できる流れを作っています。また、今後もトレードワルツと連携を強化し、新しい機能やサービスの開発に努め、企業の貿易業務をさらに効率化することを目指しています。