東京大学物性研究所のバーチャル一般公開が実施されます

東京大学物性研究所が開催するバーチャル一般公開

2021年10月23日（土）、千葉県柏市にある東京大学物性研究所が最先端の研究を体験することができる「バーチャル一般公開」をオンラインで開催します。このイベントは、コロナ禍の影響を受けながらも多くの人に研究の魅力を伝えるため、学生たちが手掛けたオリジナルのバーチャル空間で行われます。

バーチャル空間での体験

参加者は自宅に居ながら、物性研究所に仮想的に訪れることができます。研究室を巡り、実際の研究や実験を見ることができるだけでなく、様々なイベントに参加することで知識を深めることが可能です。提供されるプログラムは多岐にわたり、科学の楽しさや魅力を感じられる内容となっています。例えば、

- サイエンスカフェ：データサイエンスの活用法やスパコンを使った研究について学ぶことができます。ここでは特にノーベル物理学賞に関連するトピックが取り上げられ、聴講者が新しい知識を得る機会となるでしょう。

- プチ・サイエンスカフェ：若手研究者たちがリレー形式で自身の研究を紹介します。多様な分野の研究が一堂に会するこの時間は、興味深い発見があるかもしれません。

- 学生サイエンスカフェ：現役の大学生が学生生活について語ります。これから進学を考えている高校生にとって、進路選択の参考となる良い機会です。

- ライブ実験：特別なオンライン形式で行われる、爆破を伴う危険な実験を観察できます。自宅に居ながら目の前で展開される迫力ある実験に、参加者たちは驚きと興奮を感じるでしょう。

- オンライン実験：リモートで装置を操作し、レーザー加工を体験することもできます。参加者は実際に手を動かすことで、より深く科学に触れることができるでしょう。

参加方法

「バーチャル一般公開」への参加は無料で、詳細は以下のURLからご確認いただけます。ログイン後はすぐにイベントの内容を楽しむことができますので、多くの方に参加していただきたいと思います。

- 東京大学物性研究所バーチャル一般公開

まとめ

このバーチャル一般公開は、東京大学物性研究所が1957年に設立されて以来、科学への関心を高める重要な取り組みの一環です。今年もオンラインで実施されることにより、地域や国を越えて多くの方々と科学の楽しみを共有できる貴重な機会です。逆境を乗り越え、柔軟に対応する姿勢を示す、このイベントにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。