YoomとTOKIUMの新たなAPI連携
Yoom株式会社は、デスクワークの自動化を支援するハイパーオートメーションツール「Yoom」を提供しています。このたび、支出管理プラットフォーム「TOKIUM」とのAPI連携を開始し、企業の支出管理をより便利に行えるようになります。
YoomとTOKIUMの連携がもたらす利点
この連携によって、Yoomが支援する180種類以上の国内外のサービスとTOKIUMをシームレスに接続できるようになりました。これにより、さまざまな業務プロセスにおいて効率的な情報管理が可能となります。たとえば、他のサービスに追加された情報を、自動でTOKIUMに登録することができます。また、TOKIUMで管理している経費や請求書の情報を他のサービスへ自動的に連携させることも可能です。
業務自動化の具体例
1.
新入社員情報の自動登録
SmartHRなどの人事労務ツールに新入社員の情報が追加されると、同時にTOKIUMにもその情報が自動的に登録されます。このような自動連携により、手動での転記ミスを減少させ、データの一致性を保つことが重要です。
2.
取引先情報の即時登録
kintoneなどの管理ツールで新たな取引先が登録されると、TOKIUMにも自動で登録されるため、営業部門から経理部門への情報のスムーズな流れが実現します。これにより、業務全体の効率向上が期待されます。
支出管理プラットフォームTOKIUMとは
「TOKIUM」は、経費精算、請求書管理、契約書の扱いといった企業の支出に関する情報を一元的に管理できるプラットフォームです。AI-OCR技術を駆使し、高精度でデータ化を行い、さらに文書の保管も代行します。これにより、自社の支出傾向を正確に把握し、迅速かつ効率的な意思決定を可能にします。2024年7月末までに、累計で2,500社以上の導入が進んでいることから、その有用性が示されています。
Yoomの特徴
Yoom自体は、AI、API、RPA、OCRなどの最新技術を組み合わせています。これにより、従来型のRPAでは難しかったデスクワークを簡単に自動化し、セールスや人事、労務、経理といった各部門の業務効率化を実現します。現在、180以上のアプリやサービスと連携しているYoomは、さらに新たなサービスとの対応も進めています。
結論
YoomとTOKIUMのAPI連携は、デスクワークの効率化をさらに一歩進めるものです。企業は、この新たな連携により、よりスマートな支出管理が可能となり、業務の生産性を大幅に向上させることが期待されています。このような新しい技術の導入により、ビジネスの現場はますます進化していくことでしょう。