第6回ジャパン・サステナブルシーフード・アワードの開催
近日、大阪で開催された第6回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード(JSSA2025)では、持続可能な水産業を推進するための素晴らしい取り組みが評価され、チャンピオンや特別賞が発表されました。
授賞式の概要
授賞式は、大阪・関西万博の「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」ドームCで行われ、全体として9月29日から10月5日まで開催された「選んで守るサカナの未来 Week」の一環として実施されました。ファイナリストとして選ばれた7組のプロジェクトの中から、2組のチャンピオンと1組の特別賞が選出されたのです。
部門ごとの受賞プロジェクト
リーダーシップ部門チャンピオン
「循環型藻場造成『積丹方式』によるウニ増殖サイクルとブルーカーボン創出プロジェクト」は、北海道積丹町の漁業者による取り組みです。ここでは、環境の悪化による藻場の減少を食い止めるために、2009年から漁業者が中心となって藻場再生に取り組んできました。このプロジェクトは、廃棄物の有効利用やCO₂削減を通じて経済効果を生み出し、「循環型のモデル」として注目されています。
コラボレーション部門チャンピオン
「現場起点で日本の海の未来を考える水産未来サミット」は、全国の漁業者、行政、研究者の間での共創を進める取り組みです。このサミットでは、実際のプロジェクトや政策提言が行われており、参加者の多様性が新たな価値を生み出しています。
特別賞
インドネシア・エビ養殖業改善プロジェクト(AIP)第3期も特別賞に選ばれ、持続可能な養殖業モデルの確立に貢献している点が評価されました。国際協働により環境保護と地域の発展を両立させるその取り組みは、アジアでのモデルケースとしても注視されています。
専門家の見解
農林水産省の宮原正典氏は、「過去最多の応募があり、高水準の取り組みが集まりました。持続的な水産業の実現に向けた挑戦が次世代に対する重要なステップになることを期待しています」と語りました。
受賞プロジェクトの詳細
受賞したプロジェクトは、今後も持続可能な水産業の発展に寄与することが期待されています。各プロジェクトの詳細は、JSSA2025の特設ページで確認できます。具体的な成果が次世代へと道を切り開いていくことに注目が集まります。
トロフィーの制作
今回受賞した3組には、環境配慮の一環として、リサイクルガラスを使ったトロフィーが贈られました。このトロフィーは、使用済み蛍光灯からアップサイクルされたもので、持続可能な未来の象徴と言えます。
まとめ
ジャパン・サステナブルシーフード・アワードは、持続可能な水産業の推進を図るための重要なイベントであり、次回2025年にはさらなる成長が期待されています。国内外の取り組みが一堂に会する中で、持続可能な海洋資源の未来を考える貴重な機会となることでしょう。