インドネシア人材の介護実習
2019-08-08 14:00:51
介護現場に新風!インドネシア人材のインターンシップ体験の成果
外国人介護士受け入れの新たな試み
近年、日本の介護業界では人手不足が深刻化している中、外国人介護士の受け入れが注目されています。今回、横浜市内の介護事業所で実施された「第1回 インドネシア人材の介護インターンシップ」では、インドネシア出身の学生2名が8日間、介護現場で実地研修を行いました。このインターンシップを通じて、外国人スタッフの受け入れに関する課題や成功事例が明らかになりました。
インターンシップの概要と参加者
このインターンシップは、介護付有料老人ホームで行われ、インドネシアの大学および語学学校を通じて応募がありました。書類選考と面接を通じて選ばれた2名は、日本での介護体験と日本語のスキルアップを目指しています。参加した事業所は「すいとぴー本牧三溪園」と「はなことば戸塚」で、それぞれ異なる文化や背景を持つインターン生を受け入れました。
インターンシップの実施内容
多様なバックグラウンドを持つインターン生は、介護現場での業務に取り組みながら利用者とのコミュニケーションを図りました。特に、利用者様との会話では、インドネシア語を交えた温かい交流が生まれ、利用者の笑顔が増えたことも報告されています。これにより、スタッフや家族も外国人スタッフに対して好意的な反応を示しました。
課題と気づき
一方で、日本語能力がN3やN4レベルのインターン生に対し、業務中の指示が不十分な場合もあったといいます。介護の専門用語や略語についても、受け入れ側が言葉選びを工夫する必要があることが改めて確認されました。特に、業務上必要な言葉をわかりやすく説明することで、外国人スタッフがスムーズに業務をこなすことができるようになることは重要です。
受け入れの成功事例
「すいとぴー本牧三溪園」のスタッフは、インターン生が自ら積極的に業務に取り組む姿や、利用者様との交流から生まれた新たな絆に感動したと語っています。また、インターン最終日には、多くのスタッフや利用者が涙を流して別れを惜しむ場面もあり、国境を超えた友情が生まれた瞬間が印象的でした。
「はなことば戸塚」では、事前にインターン生の紹介を行い、スタッフ間でのコミュニケーションを重視した受け入れ体制を整えていました。その結果、文化の違いを理解し合い、安心して共働きできる環境が整ったことが成功に繋がりました。
今後の展望
今後、ノーザンライツは、このインターンシップの成果を踏まえた上で、介護事業所における外国人材の受け入れを本格的に運営したいと考えています。受け入れ側とされる側が互いに理解し合うことがますます重要になる中、この取り組みが持続可能なものとなることを期待しています。
まとめ
この取り組みは、介護業界の人手不足解消に向けた一歩として位置づけられています。外国人介護士の受け入れは、新たな文化や価値観の交流の場ともなり、介護業務の質向上にも寄与することでしょう。今後も、インターンシップを通じた成功事例が全国に広がっていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ノーザンライツ
- 住所
- 大阪府大阪市中央区本町2-6-10本町センタービル5F
- 電話番号
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06-6120-2903