六甲山スノーパークが春節シーズンに賑わう理由
六甲山スノーパークは、神戸市に位置し、毎年冬に多くのスキーやスノーボードファンを魅了してきましたが、今年の春節シーズンは特に多くのインバウンド旅行客が訪れることが予想されています。2023年から始まった水際対策の緩和を受けて、台湾を中心とする海外からの団体客が増えており、スノーパークは新たな賑わいを見せつつあります。
春節シーズンの訪問者数
1月29日(水)前後には大勢の台湾の旅行団体が来園予定で、特に春節が本格化する1月25日(土)から2月2日(日)にかけては147件、約3,850名の予約が入っています。この数は、昨シーズンと比較しても大幅な増加を示しています。
雪の世界を楽しむスノーパーク
訪れる旅行者たちは、スノーランドと呼ばれる雪ゾリや雪遊び専用のゲレンデで思いっきり雪の世界を楽しむことができます。特に、関西の大都市からのアクセスも良いため、観光プランに組み込みやすいという点も、インバウンド客にとっての魅力の一つです。
インバウンドへのサービス強化
六甲山スノーパークではインバウンド客を迎えるために、様々な取り組みを進めています。まず、自動翻訳機を用いたサービスを導入し、英語や中国語による案内も充実させました。さらに、インバウンド向けのスキーやスノーボードスクールを設け、言語の壁を感じることなくスポーツに挑戦できる環境を整えています。11月30日(土)の開講以来、スキースクールには約657名、スノーボードスクールには約222名の参加者があり、非常に人気を集めています。
礼拝所の設置とハラールフード
また、東南アジアからの観光客が増えていることを踏まえ、イスラム教徒向けの礼拝所も設置されています。これは、訪日ムスリム旅行客のニーズに応えるための重要な取り組みです。さらに、礼拝所の設置に伴い、ハラールフードメニューも提供を開始し、多様な食文化に応じたサービスを拡充しています。
まとめ
六甲山スノーパークは、インバウンド旅行客のニーズにしっかりと応えながら、賑わいを見せています。春節シーズンに向けて整備されたサービスや、アクティビティが増加する中で、多くの旅行者が「雪の世界」を楽しむ姿が想像されます。今年の冬、六甲山スノーパークでの楽しい思い出を作ってみませんか?
営業情報について
六甲山スノーパークは、2024年11月30日(土)から2025年3月9日(日)まで営業する予定です。また、平日は9:00~17:00、土日祝は9:00~20:00と、訪れる時間帯に応じた運営を行っています。興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。