マイスターエンジニアリング、株式会社防災コンサルタントの完全子会社化を発表

マイスターエンジニアリンググループと防災コンサルタントの連携

近年、日本の災害対策がより強化される中、マイスターエンジニアリンググループは、株式会社防災コンサルタントの株式を100%取得した。この新たな連携により、両者の持つ技術力を融合させ、地域における防災設備事業の強化を図る狙いがある。特に防災は、政府が重要視する領域であり、資源の不足が急務となっているため、この統合は大きな意義を持つ。

防災を支える技術サービス連邦

マイスターエンジニアリンググループは、東京都千代田区を拠点にする企業で、ライフラインやプラントに関わるメンテナンスとメカトロニクスを柱にした技術サービスを展開している。特に、防災は社会を構成するライフラインの一環として位置付け、重要なサービスを提供している。

防災コンサルタントの役割

新たにグループに参加した防災コンサルタントは、1975年に創業した歴史ある企業だ。北海道札幌市を拠点に、消防設備工事や点検業務を行い、多くの官公庁と厚い信頼関係を築いてきた。特に、経験豊富なエキスパートたちが在籍し、自主的な施工も可能な強固な組織体制が特長である。

この統合により、マイスターエンジニアリングは防災コンサルタントの技術とノウハウを融合し、ひいては地域の防災体制を強化する。技術者の不足が顕在化する中、両社のリソースを元に採用や育成活動を強化し、持続可能な防災インフラを構築することを目指す。