Snowflake Intelligence 日本展開
2025-12-18 12:18:24

Snowflake Intelligenceが日本企業向けに本格展開を開始!記者説明会の模様

Snowflake Intelligence、日本法人向けに本格展開開始



AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社が、12月9日に東京でSnowflake Intelligenceの日本市場向け本格展開についての記者説明会を開催しました。このエージェントは、企業が保有する多様なデータに対し、自然言語で質問ができる革新的なツールです。説明会では、同社が発表したパブリックプレビューに基づく活用事例として、コクヨ株式会社富士フイルムホールディングス株式会社株式会社ジンズの各社が取り組みを発信しました。

Snowflake Intelligenceの魅力



会の冒頭で、浮田竜路社長がSnowflake Intelligenceのデモンストレーションを交えながら、その特長について語りました。ここでは、権限管理やデータガバナンスの重要性、さらに非構造化データを扱う際の洞察の深さが強調されました。「データはAIの“燃料”である」と浮田氏は言い、データの質がAIの能力を左右するとし、シンプルな運用と堅固なセキュリティの必要性を指摘しました。

コクヨの全員参加型データ活用



コクヨ株式会社夛名賀寛氏は、「全員参加型」をテーマに、データ活用に対する壁をどう乗り越えるかを発表しました。同社はSnowflakeを通じて、データ分析基盤を構築し、その中で多様な利用者グループを設けて、特にデータユーザー層の活用を促進するためにSnowflake Intelligenceを導入しました。チャット形式を利用することで、ほぼ技術を必要とせず、誰でもデータの質問を行えるようになった点がポイントです。これによりデータ利用のハードルが一気に下がりました。

富士フイルムの迅速なAIエージェント検証



富士フイルムホールディングス三ツ井哲也氏は、AIエージェントを迅速に検証する結果を共有。その中で「AI活用のProof of Value」を早期実現することを優先し、自然言語によるAIの民主化を推進しています。生産工程での複雑なニーズにも対応するため、多数の品質管理AIを試作し、Snowflake Intelligenceを活用することで、エージェントの切り替えが簡単になる仕組みを構築しました。

JINSの売上分析エージェントの取り組み



株式会社ジンズ川嶋三香子氏は、Snowflake Intelligenceを活用した売上分析エージェントの実現に取り組んでいます。売上分析をAIに任せることで、スタッフは分析後のアクションに集中できる環境を整えており、AIが対話形式で指示を受け付ける仕様という点が魅力です。現在、実データを用いたPoC段階にあり、高評価を得ていますが、処理速度向上の課題にも取り組まなければならないとしています。

未来に向けた展望



浮田氏はSnowflake Intelligenceの可能性を強調し、新たなビジネスの創造を通じたデータ活用の文化醸成を目指す意向を表明しました。これにより、企業内でデータをより活用できる環境が整うことで、革新のスピードが加速すると期待されています。

Snowflakeは、世界中の多数の企業に対し革新を推進するプラットフォームを提供しており、この取り組みはその一環です。日本市場においても、企業のデータ活用の新しい地平が切り開かれています。


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会社情報

会社名
Snowflake合同会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア39階
電話番号

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