2024年11月実施「マンスプレッディング」調査結果
2024年11月27日に、株式会社メディアシークが提供するアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」内で実施された、「マンスプレッディング」に関するアンケート結果が発表されました。この調査には、22,187名のユーザーが参加し、調査の目的と内容について詳しく見ていきます。
調査の背景
「マンスプレッディング」とは、公共の場などで特に男性が無意識に足を広げる行為を指し、周囲の人々に不快感を与えることも少なくありません。この問題は、特に制限されたスペースにいることが多い公共交通機関などで顕著です。今回の調査では、ユーザーがこの問題にどのような影響を受け、またその対処方法をどのように考えているかを把握することを目的としています。
調査結果の概要
「被害を受けた」との回答
アンケート結果によると、18%の回答者が「マンスプレッディングの被害を受けた」と回答し、45%の人々が「受けていない」と答えています。また、37%は不明と回答しました。この数字は、多くの人々がマンスプレッディングを意識していないか、または自分が経験したことがないということを示唆しています。
被害を受けた場合の対処法
被害を受けたとするアンサーの中で、最も多かったのは「特になにもせず我慢した」という回答(54%)でした。以下は、各回答の内訳です:
- - 席を立った:21%
- - 脚を閉じるよう声を掛けた:6%
- - 負けじと脚を開いた:14%
- - 特になにもせず我慢した:54%
- - その他:5%
この結果から、実際に被害を受けた場合でも、多くの人が声を上げずに我慢する傾向があることが明らかとなりました。
性別による違い
性別で見ると、女性のほうが「席を立った」と回答する割合が高く(23%)、その一方で「特になにもせず我慢した」とする回答は63%に達しました。一方、男性では「席を立った」との回答は20%で、51%が我慢すると回答しました。この違いは、社会的な要因や文化的背景によるものかもしれません。
まとめ
今回の調査結果からは、マンスプレッディングに対する認識や行動がどのように分かれているのかが見えてきました。多くの人々がこの問題についてまだ十分に意識していないこと、そしてそれに対しても行動を起こすことが難しい状況があることが示されています。
今後、より多くの人々がこの問題について理解を深め、公共の場でのマナー向上に努めることが望まれます。これを機に、皆が快適に過ごせるスペースを意識した行動ができることを期待したいですね。
アンケート実施概要
- - 調査方法:アプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」のアンケート機能を使用
- - 実施日:2024年11月27日
- - 有効回答者数:22,187名
何か質問がある方は、info@iconit.jpまでご連絡ください。
「アイコニット・リサーチ」を通じて、今後もさまざまな意識調査を行っていく予定です。楽しみにしていてください!