東京・恵比寿に誕生する寿司職人養成学校
2023年、東京・恵比寿に新たな寿司職人養成学校が開校することが決定しました。この学校では、プロの寿司職人になることを目指す方々に向けた専門的なプログラム『寿司マイスター専科』を提供します。一般的に見られる1年制の調理師学校のカリキュラムを、わずか3ヶ月に凝縮したプログラムは、短期間で実践的な技術を習得できる設計となっています。
寿司マイスター専科の特長
『寿司マイスター専科』では、即戦力としての技術を身につけるために、実技や座学を中心に構成された濃密なカリキュラムが用意されています。具体的には、にぎり寿司の元祖である江戸前の技法や、魚の買い付け、目利き、捌き、握り、保存方法、さらには立ち居振る舞いまで、実践的な職人技術の習得を目指します。
1. 現場で役立つ基礎や応用技術
実技を重視した授業を通じて、基礎的なスキルとその応用を身につけることができます。包丁の研ぎ方や握りのフォーム、米の見分け方など、職人として絶対に必要な基礎を繰り返し学びます。また、魚の構造や味の違いについても実践を交えた習得が行われます。
2. 応用実習での魚選別
魚の選別から調理に至るまでの流れを、反復練習を通じて身に付けます。一尾の魚を最後まで仕上げる方法を学ぶことで、実践力を鍛えることができます。
3. 課外実習でリアルな体験
漁港や市場での仕入れ実習、高級寿司店への訪問など、リアルな現場での体験が中心となる課外実習も魅力的です。プロの職人の仕事を見学し、その技術を間近で学ぶ貴重な機会が提供されます。
4. 経営全般の知識も学べる
メニュー構成、コースの組み立て、経営管理、実店舗の立ち上げなど、飲食業界で必要な経営知識も一貫して学ぶことができます。このように、技術だけでなく、経営に関する実践的な知識も身に付けることが可能です。
課程の詳細
このプログラムは、2015年10月1日から12月26日までの期間で、月曜日から土曜日の9時から16時に行われます。定員は15名で、寿司職人を目指す学生および転職を希望する方を対象としています。受講料は30万円(税別)で、さらに転職支援を利用しない場合は60万円(税別)となります。
詳細は
飲食人大学の公式サイトをご覧ください。こちらでは、短期集中プログラムの特徴や卒業後のサポート情報など、全てが確認できます。
この寿司職人養成学校は、飲食業界での確かな技術を持った即戦力を育てるための理想的な環境を提供しており、志を持った多くの方々の参加を待っています。