堺の名店巡り！老舗から新進気鋭のお店までをご紹介

人情溢れる商人の街「堺」の名店巡り

テレビ大阪の番組『おとな旅あるき旅』が、堺の商人文化を背景にした名店を巡る特集を放送しました。今回は、全体を通して温かい人情とともに、長年地元に根付いた料理文化を体験する様子をレポートします。

高砂屋: 88歳の料理人が作る絶品のだし巻

まず立ち寄ったのは、堺銀座南商店街に位置する【高砂屋】。もともとは立ち飲み屋として運営されていたこのお店では、88歳のオーナーが毎日腕を振るう料理を提供しています。特にオーナー自慢の『だし巻』は、創業70年の歴史を持ち、シャキシャキとした食感の『たたきごぼう』や、香ばしく煮込まれた『いわし煮』とともに、多くの常連たちを虜にしています。三田村もその味わいに感心しきりでした。

れすとらん浪花亭: 親子3代の歴史を築く洋食店

次に訪れたのは、堺山之口商店街にある老舗洋食店【れすとらん浪花亭】。創業から80年を迎える同店では、本格的な『ポタージュスープ』が200円という価格で味わえるという魅力があります。名物の『エビライス』は、他店とは一線を画す独自のスタイルで調理され、堺ならではの洋食体験を提供しています。レトロな食器に盛り付けられた料理たちに、懐かしさを感じるお客さんたちの姿が印象的でした。

さかい利晶の杜: 千利休の心を感じる茶の湯体験

洋食を楽しんだ後は、千利休のふるさとに位置する【さかい利晶の杜】で、本格的なお茶の世界を体験。茶道の基本を学びながら、歴史的な文化を肌で感じられる貴重なひとときが提供されました。茶の湯を通じて、堺の深い文化にも触れることができました。

肉呑処平野屋: 精肉店直営の絶品ローストビーフ

次の目的地は、堺東商店街市場に足を運び、平野屋精肉店直営の【肉呑処平野屋】。ここでは、特製の『ローストビーフ』を楽しむことができ、同じ商店街にある【織田商店】の『厚あげ』と一緒に堪能しました。店主が友人の店を継いだ経緯にも興味が持たれ、三田村との会話も盛り上がりました。

りえ: 手作りわんぱく料理を堪能

さらに、隣のお立ち呑み【りえ】にも立ち寄りました。店主のりえさんと仲間のまゆみさんが提供するその日限りの家庭料理は評判が高く、特に『真由美ちゃんポテサラ』は人気の一品。三田村もこの賑やかな雰囲気の中で楽しそうに過ごします。

丸萬本家: 絶品『魚すき』を囲む夕食

そして、最後には完全予約制の【丸萬本家】に到着。そこで堺名物の『魚すき』を堪能しました。通常の料理とは一線を画す極上の味わいで、三田村と上原アナウンサーはその美味しさに大興奮。使用された旬の魚と野菜、さらに秘伝のだしによって実現された『魚すき』は、まさに絶品。ふわふわ感が楽しめるシメの一品に、自然と笑顔がこぼれる瞬間となりました。