No.1都市開発の株式取得により新たな成長戦略へ

No.1都市開発株式会社の株式取得による新たな展開



2023年、北浜キャピタルパートナーズ株式会社はNo.1都市開発株式会社の株式を取得することを決議しました。この動きは、同社が持つ大きな成長の可能性を示唆しており、多くの注目を集めています。

取得の背景と目的



当社は取締役副社長の平岡が、企業顧問の竹内英二氏を通じて、MFDの代表取締役藤本尚宏氏との情報交換を行い、親交を深めていました。その中で、No.1社への資本参加の提案があり、MFDとの共同で株式取得に向けた検討が始まりました。2024年11月27日には、No.1社及びMFDとの株式譲渡に関する基本合意が成立しました。

No.1社は不動産業界での経験が豊富で、不動産の売買や賃貸を行うほか、レンタル倉庫事業も展開しています。そのレンタル倉庫の規模は全国で20位、広島県内では第1位の実績を有しています。このような基盤をもとに、同社は今後の事業拡大に向けた施策を進めていく計画です。

株式取得の詳細



北浜キャピタルパートナーズは、本日開催された取締役会において、SNPDが設立した特別目的会社(SPC)の51%を、5,100円で取得することを決定しました。これにより、2025年にはNo.1社の発行済全株式440,000株のうち224,400株(51%)を取得し、同社を連結子会社とする方針です。所有株式の価値を公認会計士が算定した結果、約2,276百万円とされ、株主との協議の末、総額2,200百万円で合意が成立しました。

今後の展望



今後の計画では、2025年5月期には営業利益が前年同期比160%の大幅な増益を見込んでおり、その背景には役員報酬や上場関連費用の削減があります。これにより、経営の効率化を図りつつ、レンタル倉庫事業を全国展開し、さらなる成長を促進することが期待されています。また、LBOローンも活用予定であり、資金調達はM&Aによる投資資金として行う計画です。

北浜キャピタルパートナーズの概要



1992年に設立された北浜キャピタルパートナーズは、大阪を拠点に投資事業やソリューション事業を展開する企業です。現在の資本金は約50億円で、安定した経営基盤を持っています。今回のNo.1社株式取得は単に資本参加に留まらず、全国展開を目指す新たな戦略への第一歩となることでしょう。

この株式取得により、No.1社が展開するレンタル倉庫事業はさらに大きな成長を遂げる可能性があります。北浜キャピタルパートナーズの動向に今後も注目が集まることでしょう。

会社情報

会社名
北浜キャピタルパートナーズ株式会社
住所
大阪府大阪市中央区北浜2-1-17北浜ビジネス会館8F
電話番号
06-6226-7581

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