CO₂削減に向けた木質資源の重要性とセミナーのご案内
地球環境の問題が世界的に重要視される中、化石資源への依存を減らし、持続可能な資源を探る動きが活発です。その中でも注目されているのが「木質資源」です。12月2日および4日に開催されるウェビナーでは、木質資源の活用法、さらにその可能性についての深い議論が行われます。このセミナーは、昨年好評を得た内容が再配信されるもので、参加は無料です。
木質資源のセミナー概要
- - 開催日時: 2025年12月2日(火)10:30〜11:45、2025年12月4日(木)15:30〜16:45
※両日とも同内容を配信します。
本セミナーでは産総研が取り組む木質系の素材研究や、木質資源の新しい成形技術が紹介されます。特に「木質流動成形技術」に焦点を当て、金沢工大との連携による新規建材や自動車部材への展開が期待されています。この技術は木質資源を農産物のように流動化し、さまざまな形状へと成形できる可能性を秘めています。特に持続可能な社会の実現に向け、次世代の素材として注目されるでしょう。
対象となる専門家たち
今回のセミナーは以下のような方々に特にお勧めしたい内容です。
- - 建材・住宅設備・内装材のメーカーの方: 木質資源を生かした新製品の開発を行っている方に役立つ情報が得られます。
- - 自動車・輸送機器関連の技術者: 環境対応の素材や軽量化技術に興味のある開発部門の方。
- - バイオマス資源に関心を持つ技術責任者: 循環型社会の構築に向けた新たな事業機会を模索している経営者の方。
登壇者の紹介
セミナーには、産業技術総合研究所からの一流の専門家が登壇します。
- - 三木 恒久: 木質材料の研究を通じて、流動成形技術の実用化に向けた研究に従事。
- - 関 雅子: 木質系素材の流動成形技術を専門とし、企業と大学が連携した研究開発の推進に携わっています。
- - 尾崎 公洋: 材料開発のプロフェッショナルとして、粉末冶金や磁性材料に精通。
- - ホアン テ ウェン: ブランディングとマーケティング戦略の専門家として、ウェビナーの企画運営を担当。
参加方法
申し込みはオンラインで簡単に行えます。興味のある方はぜひ、下記のリンクから詳細をご確認の上、ご参加ください。
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サステナビリティや循環型社会の観点から、木質資源の活用により新たな事業機会を探るこのセミナーは、今後のビジネスにおいても重要な価値を提供することでしょう。皆様のご参加をお待ちしております!