浸水をいち早く察知するための新たな取り組み
国土交通省が新たに浸水センサを活用した災害対策に向けた実証実験の参加者を募集しています。この取り組みは、浸水の危険がある地域に手頃な価格の小型センサを設置し、リアルタイムで浸水の有無を把握することを目的としています。近年の異常気象によって、大雨や河川の氾濫が頻発している中、迅速な災害対応が求められています。新たなセンサは、その情報を基に適切な防災行動を促進するものです。
実証実験の狙い
浸水モニタリングの重要性はますます高まっています。今回の実証実験は、国や自治体、さらには民間企業が一緒になって連携し、センサの性能や情報の共有方法の有効性を実証することを目的としています。これによって、各地域での災害リスクの軽減が期待されます。これまでの実証実験で得た知見を基に、より効果的なシステムを構築するためにさまざまな地域にセンサを設置する必要があります。
参加者募集の詳細
対象者
参加者には、以下の2つのカテゴリがあります。
1. 実証実験を実施する地域の自治体(市区町村)
2. 自ら浸水センサを設置および管理できる企業・団体(都道府県を含む)
参加希望の方は、実施要領に従い申し込む必要があります。
公募期間
- - 期間: 令和6年12月24日(火)〜令和7年2月28日(金)17時まで
公募説明会の開催
参加者を募るための説明会も実施されます。開催概要は以下の通りです。
- - 開催日時: 令和7年1月17日(金)14:00〜
- - 方式: Web会議(Microsoft Teamsを利用)
- - 参加申し込みは、実施要領を参照の上、メールでの登録が必要です。
報道関係者も傍聴できますので、広く地域の皆さんに注目していただきたい取り組みです。
お問い合わせ
この実証実験や参加申し込みに関する詳細は、国土交通省の河川情報企画室までお問い合わせください。
- - 電話番号: 03-5253-8111(内線35392および35394)
この取り組みによって、私たちの地域が浸水から守られる未来が広がることを期待しています。ぜひ、多くの自治体や企業が参加し、皆で協力して災害リスクに備えましょう。