エルヴィスとメンフィス
2024-11-14 12:26:19

エルヴィス・プレスリーとメンフィス:音楽誌ERISが紐解く伝説の軌跡

エルヴィス・プレスリーとメンフィスの魂の叫び:音楽雑誌ERIS第43号



11月21日に発行された電子版音楽雑誌「ERIS」第43号は、ロックンロールの帝王、エルヴィス・プレスリーと彼のキャリアにおいて特別な場所であるテネシー州メンフィスに焦点を当てた、充実した内容となっています。無料購読という手軽さにも関わらず、音楽を深く愛する読者にとって見逃せない一冊と言えるでしょう。

巻頭特集は、ふたつの異なる視点からエルヴィスとメンフィスの関係性を解き明かします。

まず、編集長の萩原健太氏は、8月に米国で発売されたエルヴィス・プレスリーのCD5枚組ボックスセット『メンフィス』を徹底的に解説しています。このボックスセットには、1953年から1976年にかけてメンフィスで行われたレコーディングセッションから厳選された111曲が収録されています。サン・スタジオでの初期録音から、アメリカン・サウンド・セッション、スタックスでのセッション、そしてグレイスランドでのプライベートなレコーディングまで、エルヴィスの音楽的進化とメンフィスの街が彼にもたらした影響を、貴重な音源と共に紐解きます。萩原氏自身の愛と深い知識に裏打ちされた解説は、エルヴィスファンのみならず、音楽愛好家全体を魅了するでしょう。単なる音源紹介にとどまらず、メンフィスという土地がエルヴィスの音楽に刻まれた特別な痕跡を丁寧に描き出しています。

一方、亀渕昭信氏は、外国人能楽師による英語上演の能『青い月のメンフィス』の観劇記を寄稿しています。早稲田大学大隈記念講堂で行われたこの公演は、エルヴィスの代表曲の歌詞が能の謡の中に織り込まれ、エルヴィスの音楽と能の幽玄の世界が融合した、他に類を見ないパフォーマンスでした。亀渕氏の文章からは、異文化が交差する中で生まれた感動と、エルヴィスの音楽が持つ普遍的な魅力が伝わってきます。伝統芸能である能と、現代音楽の象徴であるエルヴィスの音楽。一見すると対照的な両者が、メンフィスという土地を介して見事に調和した奇跡のような一夜を、鮮やかに描写しています。

ERISの特徴:マニアックで深い音楽への探求

ERISは、一般的な音楽雑誌とは一線を画す、マニアックで奥深い音楽記事が特徴です。新譜情報やライブレポートといった一般的な音楽雑誌の内容は一切掲載せず、著名な執筆陣が1万字にも及ぶ長文で、音楽を熱く、深く掘り下げていきます。エルヴィス・プレスリーを題材とした今回の特集も、その姿勢を象徴しています。

雑誌概要

タイトル:ERIS/エリス 第43号
発行日:2024年11月21日
発行頻度:年3回
創刊:2012年
出版社:エリスメディア合同会社
発行場所:webサービス「BCCKS」
購読方法:本誌HPでのメールアドレス会員登録による無料購読
編集人:萩原健太
* 購読登録者数:28,000人

この機会に、無料購読でERIS第43号をお楽しみください。エルヴィス・プレスリーとメンフィスの物語が、あなたの音楽体験を豊かに彩るでしょう。


画像1

会社情報

会社名
エリスメディア合同会社
住所
電話番号

トピックス(音楽・ライブ・コンサート・ラジオ・アイドル・フェス)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。