フルスタックカメラ新登場
2020-10-09 09:00:02

AI技術を身近に!フルスタックカメラで映像解析を手軽に利用

ヘリックスが新たに提供する「フルスタックカメラ®」



株式会社ヘリックスが、手軽に映像解析ができるクラウド型サービス「フルスタックカメラ®」の提供を開始しました。近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、多くの企業がAI技術の導入を目指していますが、導入の具体的な成果や運用の難しさ、コストが問題となり、広く普及するには至っていません。特に、AI活用へのハードルが高く感じられることが多い中、ヘリックスはユーザーがこれまでに経験できなかった新たな映像利用の体験を提供することを目指しています。

「フルスタックカメラ®」の仕組み



このサービスの大きな特徴は、映像の配信から録画、保存、解析に至るまでの全ての機能がクラウド上に揃っている点です。ユーザーは専用のカメラをインターネットに接続するだけで、パソコンやスマートフォン、タブレットから直接利用可能です。この手軽な操作により、複雑なシステム構築は不要で、すぐにサービスを始められるのが魅力です。

世界レベルのAI解析



「フルスタックカメラ®」では、日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」のAI分析サービス「Video Indexer」が利用されます。このプラットフォームにより、映像データの解析を容易に行うことができ、解析料金も利用した分だけの従量課金制を採用しています。これにより、初めてのユーザーでも数分単位で試験的にサービスを利用し、実際の成果を感じることができます。

導入のしやすさとコスト面



ヘリックスが提供するこのサービスは、設備投資の面でも優れています。従来の映像管理システムに必要な録画機や映像管理システムといった機器の購入が不要で、クラウド上のリソースを最大限に活用して初期コストを抑えます。また、カメラの設定や運用管理もオンラインで行え、追加のハードウェア構築や更新作業に煩わされることがありません。

新たな映像データの活用方法



現在、ネットワークカメラは防犯や監視用途が主流ですが、「フルスタックカメラ®」はWithコロナ時代に新しい映像データの活用方法を提案します。例えば、インタビュー映像の保管や文字起こし、業務用動画マニュアルの作成、議事録作成、プレゼンのトレーニング、授業の録画及び字幕サポートなど、さまざまなシーンで利用可能です。

企業の信頼性と今後の展望



このサービスの実現には、日本マイクロソフトの協力も大きな要因です。同社は、「フルスタックカメラ®」がAzure Media Servicesと連携し、顔認識や翻訳機能などを活用することで、ニューノーマル時代の自動化を進める取り組みを支持しています。今後、ヘリックスはこのサービスを通じて、AIをより多くの人々に利用してもらうための努力を続けていくことでしょう。

「フルスタックカメラ®」は、未来の映像利用を大きく変える可能性を秘めた魅力的なサービスです。映像データをより身近に、そしてより有効に活用するために、ぜひとも注目したいサービスの一つです。

会社情報

会社名
株式会社ヘリックス
住所
東京都千代田区内幸町2-1-6日比谷パークフロント9F 株式会社ブロードバンドタワー内
電話番号
03-6740-4737

トピックス(IT)

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