熊本の大見柑を使った新感覚クラフトチューハイ「寶CRAFT」の魅力とは

熊本産大見柑を使用した新しい味のクラフトチューハイ

宝酒造株式会社が、地域限定のクラフトチューハイ「寶CRAFT」を4月15日より新発売します。この商品は熊本県宇城市不知火町で育てられた「大見柑」を使用しており、爽やかな酸味と絶妙な甘みが特徴です。「寶CRAFT」は、地域の特産品を生かした「ひとてま造り」で仕込まれており、果汁だけでなく果皮からも風味成分を抽出することで、複雑で深い味わいを実現しています。

大見柑とは？

「大見柑」は清見オレンジとポンカンを掛け合わせた柑橘類で、特に甘酸っぱい味わいが魅力です。この柑橘は通常、年末から1月の間に収穫されますが、貯蔵過程で多数が廃棄されています。そこで、「寶CRAFT」では早期収穫を行い、煩雑な貯蔵を経ずに利用することで、廃棄ロスを年約1%にまで減らすことに成功しました。この取り組みは生産者や木にとっても負担を軽減し、持続可能な栽培が期待されています。

特徴的な製法で実現した新しい味わい

「寶CRAFT」では、厳選した樽貯蔵熟成焼酎と大見柑を組み合わせることで、まろやかな風味が楽しめます。このクラフトチューハイは、熊本の名物「馬刺し」とも相性が良く、食事のお伴に最適です。果汁には、搾汁後廃棄されることの多い果皮からも香味成分を抽出しており、果実の複雑さを引き出しています。これにより、約30％の廃棄ロスを削減しています。

ラベルデザインや販売情報

新商品のラベルは、果実のイラストを中心に構成され、清涼感あふれる色合いが特徴的です。また、熊本県を想起させるイラストが配置され、さらには隠れイルカをデザインするなど、地元文化を意識した仕上がりになっています。

「寶CRAFT」＜熊本大見柑＞のアルコール分は8%、果汁分は1.5%で、330mlの瓶に詰められています。参考小売価格は税抜き320円で、熊本県を中心に販売される予定です。