性の健康を考える10周年記念ライブ配信
認定NPO法人JASH(日本性の健康協会)が、設立10周年を記念して、2023年10月22日(日)20時からライブ配信を行います。このイベントでは、性の健康をテーマにした対談が行われます。
JASHは2013年に設立され、千葉県船橋市を拠点に性の健康の推進に取り組んできました。この10年間、特にLGBTQに関する活動を強化し、性についての教育と意識向上を図ってきました。今後の活動に対する期待が高まる中、今回のライブ配信では、特別ゲストとして立命館大学に留学中のKさんを迎えます。Kさんは、今夏に船橋市西図書館で開催されたブックフェアに協力した学生ボランティアです。
ライブ配信では、Kさんがフィンランドで学んだジェンダーやLGBTQに関する知識を共有してくれる予定です。また、立命館大学の学生団体『立命館大学LGBTQ+活動団体rall.』の活動についても言及される予定です。このような貴重な機会は、視聴者に新たな知識や視点を提供すること間違いありません。
さらに、JASHの代表理事あみちえ氏が登壇し、これまでの活動を振り返りつつ、今後の展望についても語ります。10周年を迎えたJASHは、今後も性の健康をテーマにした活動を続けていくことを約束しています。
最近、JASHでは学生たちへの性の健康教育を目的に、船橋市の西図書館で『自分ってなんだろう〜じぶんがじぶんらしくあるために〜ブックフェア』を開催しました。このプロジェクトは、学生ボランティアと協力して実施されるもので、多くの市民が訪れ、関心を寄せました。ブックフェアでは、LGBTQやジェンダーに関連する書籍が手作りのコーナーに展示され、参加した学生たちが推薦図書を選ぶ姿が印象的でした。このブックフェアの成果は、図書館の貸出数の増加や市民からの好評として現れています。
JASHは今後も、このような活動を通じて多くの人々に性の健康についての理解を深めてもらうことを目指しています。性的健康や人権教育に対する意識が高まる中、JASHの取り組みはさらに重要となっているのです。
ライブ配信への参加は、以下のリンクから可能です。
YouTubeライブ配信リンク
ぜひご参加ください。イベントを通じて、性の健康についての知識と理解を深めていきましょう!
NPO法人JASHの理念とその活動内容
JASHは、性の健康を全般に取り扱い、偏見の解消や啓蒙活動に努めてきました。2013年に設立され、2023年には認定NPO法人となったその背景には、多くの人々が抱える性に対するネガティブなイメージを変える必要性があると感じたからです。具体的には、LGBTQのみならず、性の健康についてのさまざまな側面に目を向け、生活の中で「性」を快楽や楽しさの一部として捉えることを促進しています。
これからも、JASHは性の健康に関する講演やイベントを定期的に開催し、社会全体の認識を高めるために取り組んでいきます。私たち一人一人が「性の健康」について考えることで、より良い社会へとつなげていきましょう。