ライオンのエコ洗濯プロジェクト
2025-05-15 10:16:23

ライオンの「Choose one Project」が1周年、エコ洗濯の普及を進める

ライオンの「Choose one Project」が1周年を迎える



ライオン株式会社が推進する「Choose one Project」は、2024年4月からスタートしたサステナビリティプロジェクトです。このプロジェクトは、「服に、地球に、ちょっといいセンタクを」というコンセプトのもと、日常の洗濯を通じて環境にやさしい習慣を定着させることを目的としています。特に注目されているのは、エコアクションの一環として提唱されている「すすぎ1回洗濯」です。この取り組みを開始してから1年が経過し、参加者の洗濯習慣に顕著な変化が見られました。

「すすぎ1回洗濯」とは?


「すすぎ1回洗濯」とは、従来の2回のすすぎを1回に減らすことで、節水、節電、さらには洗濯にかかる時間を短縮する取り組みです。具体的には、NANOX oneを使用した際には、従来の「すすぎ2回」に比べて約30%の水道代を抑えることができ、環境にも優しい方法となっています。ライオンの洗剤はすべて「すすぎ1回」に対応しており、誰でも手軽に実施できる点が魅力です。

プロジェクトの進捗と成果


各種アンケートから得られたデータによると、プロジェクトの開始時には「すすぎ1回洗濯」の実施率は45%でしたが、1年後の2025年3月にはその数字が59%にまで上昇しました。この変化は、ライオンの情報発信や企業とのコラボレーションを通じた広報活動によって促進されました。

実際、2025年3月に実施されたアンケートでは、約153万リットルの節水が期待できるとの試算もあがりました。これはお風呂約7,645回分に相当するとされています。このように、参加者が「すすぎ1回」を実践することで得られる環境への影響は非常に大きいです。

企業や団体とのコラボレーション


「Choose one Project」には、多くの企業や団体が賛同し、その意義を広めるために協力しています。特に株式会社ツインバードやFABRIC TOKYO、そしてラグビーチームのLION FANGSなどは、プロジェクトに賛同し、様々なキャンペーンを実施しました。
  • - ツインバード: 生活の中でできるエコ活動を企業活動で実践し、公式SNSでの情報発信を行いました。
  • - FABRIC TOKYO: 洗濯の見直しを推進し、衣類の長持ちを重視したキャンペーンを展開しています。洗濯方法の研修会も実施し、行動変容を促す努力をしています。
  • - LION FANGS: スポーツを通じて「すすぎ1回」での洗濯の効果を周知し、多くの人々に情報を提供しました。

これらのコラボレーション活動は、環境意識の向上を図るだけでなく、生活者にとって身近な存在としてエコ活動を広める役割を果たしています。

社内の取り組み


ライオン社内でもこのプロジェクトに対する理解を深めるため、約4,000人の社員を対象に「すすぎ1回洗濯」を実践する活動が行われています。その結果、社内での実施率は50%から69%にまで向上しました。この成功の背景には、温水代の節約や洗濯時間の短縮といった実利が社員にとって魅力的であったことが挙げられます。

今後の展望


プロジェクトを振り返り、ライオン株式会社のヘルス&ホームケア事業本部 ブランドマネジャーの長池英二氏は、「Choose one Project」は今後も拡大を目指すと述べています。特に、「すすぎ1回洗濯」の実施率を60%以上に引き上げることを目標に、さらなるコラボレーションや情報発信を続けていくとのことです。このプロジェクトはまだ道半ばですが、ライオンは環境に配慮した行動を促進し続ける意志を強調しています。

地域の環境を守るために、そして未来のために、ぜひ一緒に「すすぎ1回洗濯」を実践しましょう。


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会社情報

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ライオン株式会社
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