ワールドファーム再建プロジェクトの進捗
青森県階上町にある競走馬牧場「ワールドファーム」は、2025年5月4日に発生した火災により、厩舎2棟と事務所が全焼するという深刻な被害を受けました。しかし、そこで生まれた希望の光が「ワールドファーム再建プロジェクト」です。
このプロジェクトは、株式会社ファーストイノベーションの支援を受けて行われており、クラウドファンディングの開始から、わずか1ヶ月余りで支援者数が1,000人を突破し、総額1,400万円という大きな成果を上げています。この先の目標金額は2,000万円で、残りの期間はわずかです。支援を考えている方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。
プロジェクトの背景
火災による被害は甚大でしたが、幸いにも人的被害や馬への直接的な被害はなかったものの、インフラの破損は牧場運営に大きな悪影響を及ぼしています。1歳の馬たちが使用していた厩舎の全焼は、未来の競走馬育成にも深刻な影響を与えています。ワールドファームはこれまで、ローレルアンジュやキョウエイギア、さらには天皇賞出走馬ハヤテノフクノスケなど、有名な競走馬を育ててきた実績があります。
このクラウドファンディングは5月29日にスタートし、初日には1時間で目標金額の100万円をクリアしました。その後もSNSやメディアを通じて多くの支援が集まりました。このプロジェクトの特徴は「All-in方式」を採用しているため、目標に達しなくても集まった資金が全て再建費用に活用されます。
資金使途と支援者リターン
支援金の使途は以下の通りです:
- - 焼失した厩舎と事務所の再建
- - 馬の飼養環境の整備
- - 未来の競走馬育成のための基盤構築
さらに、支援してくださった皆様へのリターンも充実しており、オリジナルのストラップやステッカー、トートバッグ、Tシャツ、さらに牧場のフォトブックなどがあります。これらは、プロジェクトへの理解と協力を深める素晴らしいアイテムとなることでしょう。
ハヤテノフクノスケの活躍
特に注目すべきは、ワールドファーム生産馬のハヤテノフクノスケです。この馬は2025年6月29日に行われた第61回函館記念(GIII)で2着を獲得するという素晴らしい成績を残し、牧場の再建に向けた希望の象徴となっています。このような励みのあるニュースが多くの支援者の心を動かしているのです。
地方創生への意義
ワールドファームでの再建プロジェクトは、単なる牧場の復興を超え、地方創生や地域の未来を支える重要な取り組みとなっています。まだまだ道のりは長いですが、皆様の温かいご支援が必要です。残りの期間がわずかですが、一人でも多くの力をお貸しいただければと思います。復興を目指すこの挑戦にぜひご参加ください。
プロジェクト概要
- - プロジェクトタイトル:火災で全焼【再建費2000万超】ハヤテノフクノスケを輩出した牧場を再建したい!
- - プラットフォーム:CAMPFIRE
- - 目標金額:2,000万円
- - 実施期間:2025年5月29日〜7月31日
ワールドファームの未来のために、今あなたができることを考えてみてください。