不動産取引支援SaaS『WHERE』の公式版リリース
2023年9月13日、株式会社Penetratorは不動産取引をサポートするSaaS『WHERE』の公式版をリリースしました。今回のリリースでは、新機能の追加を含め、多くの顧客からの要望に応じた改良が施されています。
目玉機能の紹介
公式版で新たに搭載された機能は以下の二つです。
1. SanSan連携
新たに導入された「SanSan連携」機能により、取得した所有者情報の中から、SanSanで以前名刺交換した企業や個人を特定しマークできるようになりました。この機能によって、より精度の高いコネクション営業が可能になり、効果的なアプローチが期待できます。
2. 全部事項の取得
これまで所有者情報としては氏名や住所のみの取得が可能でしたが、公式版では全部事項証明書に基づいた詳細情報が確認できるようになりました。所有者についての深い理解を得ることで、新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されています。
その他の新機能
さらに、以下の新機能も追加されています。
- - 登記データの自動連動: 登記の変更をリアルタイムで検出し、最新情報へ即時反映します。
- - 公図の重ね合わせ: マップ上に公図を重ねて表示でき、視覚的な情報整理が可能です。
- - アプローチ管理UIの向上: リードの詳細情報をカスタマイズして設定できるようになりました。
- - アプローチ記録機能: アプローチの方法や結果、日付を記録することができます。
- - 新築情報の取得: 新築物件の情報を確認し、アプローチリストから除外することが可能です。
- - インポート機能: ユーザーが所有するデータをシステムに取り入れることができます。
- - マッピング機能: 過去に取得した所有者情報を可視化し、分析が可能です。
- - 情報共有機能: 同じ組織のユーザー間で不動産情報をメールで共有できる機能が追加されました。
- - 海外版WHERE: アメリカのフロリダやラスベガスにおける不動産所有者情報の取得が可能となります。
これらの機能は、ベータ版のユーザーからの要望を基に開発されており、株式会社Penetratorは今後も多くのリクエストに応える形で機能追加を進めていく方針です。
企業情報
株式会社Penetratorは、宇宙規模で不動産に関わる課題を解決することを目指している、JAXA発のスタートアップです。創業者の阿久津岳生氏は過去に8社の不動産関連企業を設立した経験を生かし、2022年にPenetratorを設立しました。『WHERE』のベータ版は2023年6月に登場し、すでに多くの大手デベロッパーなどに利用されています。
- - 会社名: 株式会社Penetrator
- - 本社所在地: 東京都文京区向丘2-3-10
- - 代表者: 阿久津岳生
- - 設立: 2022年2月
- - 事業内容: 不動産取引支援SaaS『WHERE』の開発・販売、宇宙探査機製造
- - 企業サイト: https://pntwhere.com/
お問い合わせ
本リリースに関する他の情報は、広報部(
[email protected])までご連絡ください。