浜松市の職員が学んだ、自治体におけるSNS活用法とは
2026年7月31日、株式会社NAVICUSが浜松市の各課に勤務する広報担当職員約180名を対象に「自治体広報における効果的なSNS情報発信について」セミナーを開催しました。これにより、地域の広報力向上を図ることを目的とした取り組みが行われました。
セミナーの目的と背景
浜松市は、LINEやX、Facebook、YouTube、TikTokといった多様なSNSを積極的に活用しています。しかし、各課の職員間でSNSに関する知識やスキルに差があるため、効果的な情報発信の実現が課題となっていました。このセミナーは、その情報発信に対する共通理解を醸成するための取り組みとして行われました。
セミナーで取り扱った内容
1. 自治体SNSの役割
まず、自治体がSNSを通じて提供できる価値を「安全・安心を守る」「暮らしやすさを提供する」「喜びや楽しみを提供する」「より良い地域づくりに向けた行動を促す」の四つに整理しました。単なる情報の発信にとどまらず、どのように市民にとって価値のある情報を届けるかが重要であることを強調しました。
2. 誰に何を届けるかを考える
次に、「誰に、何を届けて、どのような行動を促したいのか」という目的を明確にすることが、SNSで効果的な情報を届けるための鍵であると解説。今年のセミナーでは「30〜40代の子育て世代」など、特定のターゲットを設定することがどのように情報戦略に影響をもたらすかを共有しました。
3. SNSの特徴を理解する
プログラムでは、各SNSが持つ特性と、それぞれのプラットフォームがどのようなユーザー層に訴求するのかを理解することが、戦略的な発信に欠かせないことを説明。このことにより、ターゲットに合ったSNSの選定が可能になります。
4. 伝わる投稿の作成法
さらに、情報が「自分にとって価値がある」と相手に認識されるための投稿の作り方を解説。具体的な実際の投稿例を交え、目を引くタイトルや画像の重要性についても触れました。特に、タイムラインで他の情報に埋もれないための工夫についての知識が求められました。
5. リスク管理の重要性
自治体のSNSは、信頼性を維持することが最も重要です。誤った情報の発信や不適切な表現が自治体のイメージを損ねる可能性があるため、炎上事例などを紹介しながら、リスクの管理がいかに必要かを具体的に説明しました。
6. X投稿文作成ワークショップ
セミナー後半では、架空の市民向けイベントを題材にした投稿文作成のワークショップを実施。参加者は、セミナーで学んだ内容を基に実際に投稿文を作成し、その過程での理解を深めました。
参加者の反応
セミナー終了後、175名からのアンケートでは、89.1%の参加者が満足度4以上と回答。多くの参加者が「具体的な事例を挙げて分かりやすかった」「SNS投稿のポイントを理解できた」という感想を寄せ、実践的な内容が好評でした。
まとめ
NAVICUSは、自治体をサポートし地域の広報力を向上させるための取り組みを今後も続けていきます。SNSの効果的活用法を広めることで、より多くの市民へ価値のある情報を届けることができるよう、さらなる支援を行っていく計画です。興味を持たれた自治体は、是非NAVICUSにお問い合わせください。