日本の飲食店を世界へ導く冷凍グルメECサイト「Frozen Mania Lab.」誕生
株式会社bricoが運営する、冷凍食品のセレクトショップ「Frozen Mania Lab.」が、2024年3月15日にオープンしました。このECサイトは、小規模飲食店の看板メニューを冷凍グルメとして販売することで、飲食店の活性化と持続可能な未来を目指しています。
老舗洋食店5代目が挑む、飲食店の未来
「Frozen Mania Lab.」を立ち上げたのは、創業93年の老舗洋食店「日東コーナー」の5代目、竹田大作氏です。長年培ってきた飲食業の経験と、近年拡大する冷凍食品市場に着目し、小規模飲食店が抱える課題解決に挑みました。
新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされた飲食業界。しかし、家庭向け冷凍食品市場は拡大を続けています。「Frozen Mania Lab.」は、急速冷凍技術を駆使することで、飲食店の看板メニューの風味や品質を損なうことなく冷凍食品として提供。小規模飲食店は、販路拡大とブランド力向上を期待できます。
職人の技と想いを全国へ
「Frozen Mania Lab.」では、厳選された小規模飲食店の看板メニューが、フローズングルメとして販売されています。サイトでは、各店舗の職人のこだわりや、料理への想いを紹介。消費者は、商品を通じて飲食店のストーリーを感じることができます。
サイトのデザインは、江戸時代の浮世絵をモチーフに、職人の姿を力強く表現。伝統と革新が融合したビジュアルは、「Frozen Mania Lab.」の理念をよく表しています。
参加店舗は13店舗!
現在、「Frozen Mania Lab.」には、近三、玄海、寿屋、治平、大花、TARO'S KITCHEN、田んぼとぶどう、DIVERS、天津飯店、BAR CHASE、ピエス・モンテ、銀座吉澤、四代目魚要など、個性豊かな13店舗が参加。今後、さらに多くの飲食店が参入する予定です。
冷凍技術で未来を拓く
「Frozen Mania Lab.」は、単なるECサイトではありません。急速冷凍技術という革新的な技術と、小規模飲食店という伝統的な業態の融合。それは、日本の食文化を守り、未来へと繋げるための挑戦です。
サイトのロゴマークは、雪の結晶と黄色いパーツで構成されています。雪の結晶は冷凍を、黄色いパーツはひらめきと、商品が消費者に届く様子を表しています。
代表 竹田大作氏の熱い思い
竹田大作氏は、スイスでのホテルマネジメントやカナダでの映画業界での経験を経て、家業である日東コーナーを継承。老舗の味を守りながら、常に新しいことに挑戦し続けています。
「Frozen Mania Lab.」は、竹田氏の長年の経験と、日本の小規模飲食店への熱い思いから生まれたプロジェクトです。この取り組みが、日本の飲食業界全体を活性化させる一助となることが期待されます。
まとめ
「Frozen Mania Lab.」は、日本の小規模飲食店を支援し、その魅力を全国、そして世界へと発信するプラットフォームです。職人の技と想いが詰まった冷凍グルメを通じて、消費者は新しい食体験を、飲食店は新たな可能性を手に入れることができるでしょう。今後も「Frozen Mania Lab.」の動向から目が離せません。