アヴネットが「EdgeTech+ 2023」に初出展
アヴネット株式会社は、2023年11月15日から17日までパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2023」に初めて出展します。この展示会では、エッジデバイスやワイヤレス技術の革新にフォーカスし、多様なソリューションを披露予定です。
出展概要
アヴネットは、エッジデバイスのスマートな開発設計に向けた重要なテーマのもと、AMD、NXP、オンセミ、ローム、STなどの主要サプライヤーからの製品ポートフォリオを展示します。ブースでは、以下の7つのコーナーが設けられる予定です。
- - Avnet Edge Computing Platform
- - ワイヤレス&スマートホーム
- - センサ&アクチュエータ
- - ACRiルーム
- - IoTプラットフォーム
- - コネクティビティ
- - ミニ ライブ プレゼンテーション
各コーナーでは、技術開発の課題を中心に、最新ソリューションの紹介やデモンストレーションが行われる予定です。
世界のエッジコンピューティング市場の動向
エッジコンピューティング市場は急成長を見せています。2020年の市場規模は約16.3兆円ですが、2025年には36.0兆円に拡大すると予測されています。また、日本国内でもエッジインフラ市場が成長を続けており、2026年には約7,293億円に達する見込みです。特にエッジAI分野では、2021年度には前年比70.8%増の776億円に達し、2026年度には431億円規模に成長すると分析されています。
このような急速な成長において、アヴネットは新しい技術を積極的に展開し、革新的なソリューションの提供を試みています。
代表取締役社長の茂木康元氏は、「EdgeTech+ 2023に出展し、当社の技術革新へのコミットメントを皆様にお伝えできることを喜ばしく思います。日本のエッジコンピューティング環境におけるデジタルイノベーションとコラボレーションの先駆者として、顧客のビジネス成長を全力でサポートします」と述べています。
各コーナーの詳細
Avnet Edge Computing Platform
ここでは、AMDなどの技術を用いた幅広いアプリケーション向けの開発プラットフォームが紹介されます。エッジAIカメラやロボット制御などのデモも行われ、実際の使用例を通じてその可能性を示します。
ワイヤレス&スマートホーム
NXP製の無線技術を基にしたソリューションや、省電力BLE技術を活用したデモが行われ、この分野の最新技術が紹介されます。
センサ&アクチュエータ
マイクロチップのモータ制御技術など、リアルタイムの制御が可能なデモが展示され、センサ技術の進化が体感できます。
ACRiルーム
アダプティブコンピューティング研究推進体が運営する、この無償利用できるFPGA環境が紹介される予定です。
IoTプラットフォーム
このコーナーでは、リアルタイムデータ処理を実現するために必要な小型プラットフォームや通信用モジュールが展示されます。
コネクティビティ
新しいAI/IoT時代に対応するための高速伝送技術や必要不可欠な電子部品が紹介される予定です。
ミニ ライブ プレゼンテーション
専門家が最新技術について説明し、製品デモンストレーションも行います。
まとめ
アヴネットが「EdgeTech+ 2023」に出展することで、最新エッジコンピューティング技術が紹介され、業界の最前線に立つ企業としての存在感を示すことが期待されています。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。