コクヨと富士フイルム、業務のDXを進化させる新たな連携
最近、ビジネス界では業務のデジタル化、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。その中でも、コクヨ株式会社が提供する電子帳票配信システム「@Tovas」と、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のクラウドサービス「Fujifilm IWpro」がデータ連携を開始しました。この連携により、帳票発行業務の効率化が実現されるというニュースが注目を集めています。
DXと帳票業務の現状
電子帳簿保存法の改正や新たなインボイス制度の導入が進む中、企業は帳票発行の効率化と電子化に大きな課題を抱えています。但し、いまだにFAXや郵送を好む取引先も存在し、担当者はその調整に苦労しているのが現状です。そこで、コクヨの「@Tovas」と富士フイルムの「IWpro」が力を合わせて、この複雑さを解消しようとしています。
「@Tovas for FUJIFILM IWpro」の仕組み
「@Tovas for FUJIFILM IWpro」は、FUJIFILM IWproで作成したデータを基に、@Tovasを介して宛先に適した形式で帳票を配信する連携アプリケーションです。主な特徴として、以下のポイントがあります。
1.
シームレスなデータ連携
FUJIFILM IWproで管理された帳票データが、スムーズに@Tovasに取り込まれます。これにより、手作業でのデータ移行が不要になり、作業時間を大幅に短縮できます。
2.
配信手段の自動選択
取引先の希望に応じて、「電子ファイル」「FAX」「郵送」の3つの配信手段が自動で選択されます。これにより、手動での選択がいらないため、更なる業務の効率化が進みます。
3.
運用の効率化
異なる配信ツールを使っ分ける手間を省き、一つの管理フローで帳票送付業務を完結させることができます。
富士フイルムのコメント
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のマーケティング部 部長、滝澤基氏は本連携に対し、非常に大きな期待を寄せています。彼は、「この連携を通じて、お客様の業務がこれまで以上に効率化されることを期待しています」と語っており、コクヨとのパートナーシップを強化し続ける意向を示しています。
製品の詳細情報
「@Tovas for FUJIFILM IWpro」は2026年5月13日から提供開始され、年間利用料は54,000円(税抜)になります。これに加え、@Tovasの利用料金が別途発生します。
@Tovas とは
「@Tovas」は、請求書や納品書、注文書などの帳票PDFデータをアップロードすることで、さまざまな配信手段を用いて届けることができるサービスです。全データ通信はSSLにより暗号化されており、ウイルスチェックも施されています。セキュアな送受信環境を実現し、信頼できるインフラで大切なファイルを届けることができます。
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FUJIFILM IWpro とは
「FUJIFILM IWpro」は、文書の自動取り込みからデータの管理、出力まで幅広い機能を集約したクラウドサービスです。既存のシステムや業務プロセスを一つのプラットフォームに集約することで効率的なDXを実現します。
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このように、両社の連携は業務のデジタル化を加速させ、企業の業務効率を高める助けとなることが期待されています。今後の動向にも目が離せません。