全国の小学校で10万人が参加!「謎解きやろうプロジェクト」の成功とその魅力
近年、コロナ禍の影響で学校行事や友達との遊びが制限されている中で、RIDDLER株式会社が実施する「謎解きやろうプロジェクト」が注目を集めています。2021年からスタートしたこのプロジェクトは、全国の小学校を舞台にしたウォークラリー形式の謎解きイベントで、現在までに参加者は10万人を超え、参加校数も300校を突破しました。
プロジェクトの背景と目的
「謎解きやろうプロジェクト」は、感染症対策を考慮した上で子供たちが安心して楽しめる活動を提供することを目的としています。コロナ禍で思い出を作ることが難しい児童たちに、新たな体験を提供する場としてスタートしました。このプロジェクトは、知識を問わないひらめきだけで解くことのできる謎解き問題を使用しており、小学1年生から6年生までの児童が一緒に楽しむことができます。
参加方法とイベントの仕組み
参加は簡単。全国の小学校関係者である職員やPTAが申し込みを行い、校舎内を会場として謎解きイベントを実施します。学生は1〜4人のチームに分かれ、自由に校舎内を探検しながら謎解きを楽しみます。全ての問題は、物に触れずに解けるように工夫されており、密を避けるために広い範囲に問題が配置されます。ゲーム内のルールとしては、チーム内でのみ会話が可能なため、ソーシャルディスタンスも保たれています。
大盛況の第2弾
参加者の要望に応えて、新たに制作された「第2弾」の問題セットも登場しました。これにより、過去に参加した学校も新しい課題を取り入れて再度エンターテイメントを楽しむことが可能になっています。初めてのお申し込みには「第1弾」のセットが用意され、リピーター向けには新しい内容が提供されます。
イベントの詳細情報
このイベントは、ゲーム開始から結果発表までの1時間程度で行われ、推奨参加人数は60人から1500人と幅広く、全校生徒を対象にしています。運営に必要な人数は6人以上推奨されており、環境としては校内放送やYouTubeの解説動画を使用することも可能です。
RIDDLER株式会社について
このプロジェクトを運営するRIDDLER株式会社は、東京大学発のクリエイター集団です。代表の松丸亮吾氏は、テレビ番組などで活躍しており、幅広いメディアでの謎解きイベントを手がけています。「謎解きやろうプロジェクト」はその取り組みの一環であり、地域の教育にも貢献することを目指しています。2023年には新たに「リドラボ」という小学生向けの学習塾も開校しました。
結論
「謎解きやろうプロジェクト」に参加することで、子供たちは楽しみながら思い出を作り、他者との協力や問題解決の力を養うことができます。今後も全国の小学校での活動が拡大し、多くの子供たちに新しい体験が提供されることが期待されています。