ファンタスティック・ネグリートとともに学ぶ新たな挑戦の場
2025年6月22日、東京の早稲田大学にて、グラミー賞を3度受賞した著名アーティスト「ファンタスティック・ネグリート」をゲストとした大学生向けトークイベントが行われました。このイベントは、株式会社ウニベルが手掛ける「Campus Everywhere 構想」の一環として実施され、多くの学生たちが参加しました。
イベント概要
このイベントは、早稲田大学社会科学部の空間映像研究ゼミナールと株式会社ウニベルとのコラボレーションです。午前中に集合した全国から集まった30名以上の大学生たちは、刺激的なトークセッション、参加型対話、そして音楽セッションを通じて新しい学びを体験しました。
トークセッション
スタート地点として、ファンタスティック・ネグリートの人生を語るセッションが設けられました。彼は、1996年に音楽キャリアをスタートさせましたが、交通事故による重傷を経て、音楽の世界への復帰を果たしました。彼の困難に直面した経験やそれを乗り越えた成功談には、参加者も心打たれる瞬間が多く、会場は静まり返り、彼の言葉に耳を傾けました。
対話セッション
次に、トークセッションで感じたことをテーマにした対話が行われ、学生同士やゲストとの意見交換が行われました。ここでは、音楽や人生、感謝の気持ち、家族について熱く議論が交わされ、ファンタスティック・ネグリートや彼のバンドメンバーも会話に参加しました。
音楽セッション
トークと対話からインスピレーションを得た音楽セッションでは、ファンタスティック・ネグリートが即興演奏を披露しました。その瞬間、学生たちは自ら用意したリサイクル楽器を手に取り、リズムに合わせて共に演奏する楽しさを味わいました。
参加者の感想
参加した学生たちは、それぞれに強い印象を受けたようです。「挑戦することの重要性に気付けた」「新たな視点を得られ、音楽を共有することができて感動した」といった声が上がりました。中でも一人が述べた「失敗を逆にエネルギーに変える」姿勢が印象的でした。
大学講師のコメント
早稲田大学の清水健太先生は、参加者たちが生成的な場を共有し、一緒に学び合う新たな試みとしてこのイベントを評価しました。参加者のやり取りにファンタスティック・ネグリートとそのバンドメンバーが加わることで、お互いの理解が深まり、より充実した会話が生まれた点を強調しました。
株式会社ウニベルの横山社長の視点
ウニベルの代表取締役社長である横山真輔さんは、参加学生へのメッセージとして、「自身の人生をどう生きるかを再考するきっかけになった」と語っています。このイベントがどれほどの学びの場であったかを説明し、今後も「Campus Everywhere 構想」を通じて挑戦的な学びの場を生み出していく意気込みを示しました。
株式会社ウニベルについて
ウニベルは、場所に縛られない学びの場を実現することを目指すスタートアップ企業で、広島、石川、宮崎で様々なフィールドワークを行ってきました。彼らは今後も学生たちが自由に学びの場を移動できるプラットフォームの構築を進めていく予定です。
このように、ファンタスティック・ネグリートとの出会いを通じて、学生たちが自分自身の成長を意識する場となったこのイベントは、単なる音楽イベントや講演会ではなく、互いに学び合い、成長することの重要性を実感できる場であったと言えるでしょう。