トラストバンク、地域通貨事業で累計ポイント発行1,000億円達成!
トラストバンクの地域通貨事業、1,000億円の大記録達成!
株式会社トラストバンクは、11月27日に自社が提供している地域通貨プラットフォーム「chiica」において、サービス開始から累計1,000億円分のポイント発行を達成したことを発表しました。この成果は、自治体向けの地域通貨の普及を通じて地域経済の活性化を推進する取り組みの一環です。
「chiica」とは?地域通貨の新しい形
「chiica」は、2019年にトラストバンクが提供を開始した自治体向けの電子地域通貨プラットフォームです。専用アプリを通じたQRコード決済がメインですが、スマートフォンの操作が苦手な利用者のためにカード型の選択肢も用意されています。このように、幅広い住民や地域の加盟店が参加しやすい仕組みで設計されています。自治体は、地域資源を活用しつつ商品券や健康促進施策など様々な地域通貨を自由に設計・運用できるため、地域内での経済循環が促されるのです。
地域経済の活性化に寄与する事例
「chiica」の導入自治体は全国で50団体に達し、具体的には埼玉県深谷市の「ネギー」や兵庫県尼崎市の「あま咲きコイン」、群馬県沼田市の「tengoo」など、さまざまな地域通貨が地域の特性に合わせて運用されています。特に群馬県桐生市では、「桐ペイ」を通じて給付事業や商店街支援を一体的に展開し、行政のデジタル変革を進めると同時に住民の満足度向上にも寄与しています。これらの成功事例が、トラストバンクの地域通貨事業の信頼性と拡張性を高めているのです。
技術融合によるさらに強固な体制
トラストバンクは2025年9月に地域通貨技術を持つ株式会社Orbを統合します。この統合により、地域通貨事業に関わる技術やノウハウを集結させ、さらなる事業の高度化と行政のデジタルトランスフォーメーションを加速させる狙いがあります。
未来に向けたビジョン
トラストバンクは「自立した持続可能な地域をつくる」というビジョンを掲げ、地域経済の活性化に向けた取り組みを続けています。地域通貨事業を通じて地域内での経済循環を促し、地域の未来が豊かになるよう邁進していく姿勢が窺えます。
「chiica」は今後も、地域の課題解決に貢献できる多様な機能を搭載し、さらなる進化を遂げることが期待されます。地域通貨が持つ可能性は計り知れず、トラストバンクの取り組みはその良い一例と言えるでしょう。地域経済の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社トラストバンク
- 住所
- 東京都品川区上大崎三丁目1番1号JR東急目黒ビル 7階
- 電話番号
-
03-6843-3470