下関春帆楼「桜ふぐフェア」の魅力
東京都中央区の日本橋髙島屋に位置する下関春帆楼では、期間限定で「桜ふぐフェア」が実施されています。このフェアは、春の訪れを祝う特別なメニューが揃っており、テイクアウトやイートインで楽しむことができます。特に、桜が開花する時期と同時に味わえるふぐ料理は、春の訪れを一層盛り上げてくれます。
桜ふぐとは?
桜ふぐとは、真ふぐの春の愛称です。この名前は、ふぐの女王とも称される真ふぐが、春になると旬を迎えることに由来しています。特に、河津桜が咲く頃から萩沖での漁が盛んになるため、「桜ふぐ」という名称が与えられました。桜ふぐは、冬だけでなく春も楽しめる素晴らしい海の幸なのです。
桜ふぐの特徴
桜ふぐの魅力は、その味わいと鮮度にあります。まず、萩の真ふぐは、地元の漁師が活きたまま水揚げするため、鮮度が抜群です。そして、流通している桜ふぐは全て天然もので、養殖のトラふぐと比べてもその美味しさには定評があります。さらに、春の味覚であるため、地元の漁師の間ではトラふぐと比較されることも多く、その美味しさが語り継がれています。
フェアの詳細
「桜ふぐフェア」は2025年4月13日(日)まで開催されており、イートインメニューとテイクアウトメニューが用意されています。
- - イートイン: 天然真ふぐチゲセット(2,970円(税込))
こちらは、春帆楼特製のだいだいぽん酢と紅葉おろしで楽しむ真ふぐの刺身と、味噌ベースのピリ辛チゲの組み合わせです。
- 天然真ふぐの刺身(3,240円(税込))
福岡県の橙を使った特製ぽん酢で、真ふぐの甘さを存分に楽しめる商品です。
- 天然真ふぐの唐揚げ(1,944円(税込))
小ぶりな真ふぐを使用し、ジューシーでヘルシーに仕上げた唐揚げは、お酒と相性抜群です。
なお、全てのメニューは数量に限りがありますので、早めのご購入をお勧めします。
萩市の取り組み
「桜ふぐ」の名付けに関与したのは、萩市の「萩の魚ブランド化推進協議会」です。彼らはこの愛称を通じて、春の真ふぐの美味しさを広め、観光客の誘致にもつなげたいという思いを持っています。公式ウェブサイトやInstagramも更新しており、旬の情報を発信しています。
春帆楼の歴史
下関春帆楼は、1888年に創業された老舗旅館です。初代内閣総理大臣の伊藤博文公により命名され、ふぐ料理専門店としても名高い施設です。日清戦争の講和条約が締結された歴史的な場所でもあり、今も多くの人々に愛される宴会施設です。
春帆楼は、関門海峡を見渡す高台に所在し、伝統的なふぐ料理を楽しむには最適なロケーション。全国各地に出店を拡大し、下関の味を気軽に楽しむ機会を提供しています。
日本橋髙島屋での「桜ふぐフェア」にぜひ足を運び、春の美味しさを体験してみてはいかがでしょうか。