OVOの魅力とは
2018-01-17 16:35:59

USBバスパワー方式デジタルスピーカー『OVO』の革新性と魅力

近年、音響機器の進化は著しいものがありますが、その中でも特に注目されるのがUSBバスパワー方式デジタルスピーカー『OVO』です。このスピーカーは、Bluetooth方式が主流となっている中、敢えてUSB直結方式を選択しました。その理由は、音質と利便性を両立させるためです。

一般的なBluetoothスピーカーは、接続および充電において少々手間がかかることがあります。しかし、OVOはUSBケーブルでPCやタブレットに繋げるだけで、すぐに音を出すことができるシンプルな設計が特徴です。これにより、映画やアニメ、スポーツ観戦など、様々な映像コンテンツをストレスなく楽しむことが可能となります。また、データ圧縮による音質の劣化や、無線通信に伴う遅延もないため、快適な視聴体験を提供します。

さらに、OVOは低消費電力で高音質を実現するため、フルデジタルロジックを採用しています。この技術は、音楽信号をすべてデジタルで処理することによって、従来のアナログ方式と比較して約1/3の電力で同等の音質を得ることができます。限られた電力の中でも、クリアで迫力ある音量を出すことができるため、このスピーカーは特にポータブル用途に最適です。

また、このフルデジタルロジックによって左右チャンネルを完全に分離して処理することができるため、クロストーク(左右の音が混ざる現象)が発生せず、明瞭なステレオ感を実現します。このため、OVOは心地良いサウンドを届けることができ、ユーザーに優れたオーディオ体験を提供します。

OVOは、宮城県石巻市に位置するヤグチ電子工業で製造されています。ヤグチ電子工業は、ソニーのウォークマンやワイヤレスヘッドフォンなど、数多くのオーディオ機器を手掛ける国内屈指の組立工場です。震災後に設立されたJDSoundが、被災地でのモノづくりを推進している中で、多くの期待を寄せられています。

この製品は、クラウドファンディングを通じて資金調達を進めており、目標金額の2000万円を設定しています。ファンディングは2018年1月17日から4月16日まで行われ、価格は9800円からスタートします。このプロジェクトはAll or Nothing方式を採用しており、達成されなければ資金は戻される仕組みとなっています。

OVOの開発および製造が進み、最終的な実現が期待されています。デジタルスピーカーの新たなスタンダードとなることが期待されるOVOの今後の展開にぜひご注目ください。

会社情報

会社名
株式会社JDSound
住所
宮城県仙台市青葉区二日町14-15アミ・グランデ二日町6F
電話番号
022-725-0009

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