箱根の高級旅館『金乃竹 塔ノ澤』が新たに誕生した188㎡の客室
神奈川県箱根町の旅館『金乃竹 塔ノ澤』が、10周年を迎えるにあたり新しい客室をリニューアルしました。この度誕生したのは、広さ188㎡のグループ最大級の広さを誇る客室です。2024年10月1日のグランドオープンに先駆け、9月30日まではプレオープンプランを利用して特別価格で宿泊が可能です。
客室リニューアルの背景
2023年の宿泊者数は前年同期比106%と増加傾向にある中、特にインバウンド旅行者数が295%と顕著な伸びを見せています。しかし、平均宿泊日数はわずか1.87泊。神奈川県全体の宿泊日数が4.6泊であることから、金乃竹 塔ノ澤の宿泊日数にはまだ大きな可能性があると見込まれました。このリニューアルは、連泊需要を増やし、客室での体験価値を高めることを目的として進められました。
旅館側は「旅の目的地となりうる旅館」を目指し、圧倒的な非日常感を提供することに注力しています。新たに設けられた客室は、箱根の自然を感じながらも和の雰囲気を大切にしています。客室テラスには囲炉裏が設置され、日本らしさを演出しています。
リニューアル内容
リニューアル前は23室あった客室が21室に減少し、その分広さが144㎡から188㎡に拡大されました。新しい客室の特徴は、檜の客室露天風呂に加え、内風呂や囲炉裏など多彩な設備が揃っています。
また、プールとサウナも1組ずつ貸切で利用できるようになり、プライベートでの贅沢な時間を提供します。これにより、箱根の大自然を感じながら、より深いリラクゼーションを楽しむことができます。
今後の展望
金乃竹 塔ノ澤は、国内外の長期滞在を促進するための取り組みを進めており、特別な体験を提供する「リョカンス」プロジェクトも2024年1月からスタート予定です。このプロジェクトでは、茶道や着付けなど、日本文化を体験できるアクティビティを提供する予定です。
また、自然豊かな環境を活かしたアクティビティの提供や、より充実した宿泊体験の実現により、箱根の観光需要に寄与することを目指しています。特に大切な人と過ごす時間を大切にするため、カップルやご夫婦向けの特別な空間を提供します。
まとめ
箱根の旅館『金乃竹 塔ノ澤』は、リニューアルを通じて新たな価値を提供することを目指しています。広々とした客室での非日常的な体験や、日本文化を体験できるアクティビティにより、訪れる皆さんに特別な思い出を創造してくれることでしょう。