株式会社インフキュリオンが、ライフカード株式会社との提携を発表し、2025年10月20日より新たなBtoB決済サービス「まる投げPay by LIFECARD」を提供することとなりました。この新サービスは、インフキュリオンが開発した請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を基盤にしており、請求書の決済における複雑な手続きを簡素化します。
「まる投げPay by LIFECARD」とは?
「まる投げPay」は、請求書を使ったビジネス取引の支払い方法を革新するサービスです。従来の銀行振込による支払いに依存するのではなく、受取った請求書の支払いを、支払者が保有しているクレジットカードで行うことができます。このシステムを使うことで、支払者は実質的な支払期日をカードの引き落とし日まで延長でき、キャッシュフローに柔軟性をもたらすことが可能になります。
この新しいサービスの利用によって、請求元に知られることなく、最短即日で請求金額が入金される点が大きな魅力です。また、振込に必要な情報を入力する手間や、間違いによる誤振込を防ぐことができるため、業務の効率化が期待されています。
国内法人取引の変革を目指す
日本の法人間取引では、請求書による掛け払いが一般的ですが、そのプロセスには長い時間がかかります。特に中小企業やフリーランスの事業者は、現金が必要となる場面が多々あり、経営に影響を及ぼすことがあります。このため、請求書の支払いをスムーズに行える仕組みが求められており、「まる投げPay by LIFECARD」はそのニーズに応えるものと言えるでしょう。
ライフカードも、WEB完結型のビジネスクレジットカードを提供し、BtoB領域でのキャッシュレス推進を目指しています。インフキュリオンとライフカードの提携によって、今後さらなるキャッシュレスの浸透が期待される中、請求書の支払いにクレジットカードを利用したいという需要にも応えることができます。
統合されたプラットフォーム「Winvoice」の強み
「まる投げPay」を設計するにあたり、インフキュリオンは「Winvoice」を強力な基盤として採用しました。「Winvoice」は、請求書のカード決済を実現するための多くのシステムや業務を一貫して提供するプラットフォームです。このサービスを利用することで、企業は顧客に対して請求書カード払いを最短2か月で導入することができます。
さらに、APIを活用すれば自社のサービスに請求書カード払いの機能を追加し、独自のユーザー体験を構築することも可能です。インフキュリオンは今後、さまざまな支払いをスムーズにする機能の拡充を計画しています。
インフキュリオンのビジョン
インフキュリオンは、すべての業種やサービスにフィットする決済・金融ソリューションを提供する企業として、Fintech業界の先駆者を目指しています。多様な決済手段を統合的に展開し、企業のキャッシュフロー改善に貢献します。これにより、社会の様々な課題を解決しながら、より良い顧客体験の創出に向けた取り組みを行っています。
このように、「まる投げPay by LIFECARD」は、Industrial(産業の)とConsumer(消費の)双方にメリットをもたらす画期的な決済サービスとなるでしょう。詳細については、ライフカードの公式ウェブサイトをご確認ください。