GLPがファンド発表
2022-12-21 13:00:01
GLPグループが130億円でMonoful Venture Partners 1号ファンドを発表しデジタル化促進へ
GLPグループ、Monoful Venture Partners 1号ファンドを開始
GLPグループは、物流と不動産関連のミドル・レイターステージに特化したMonoful Venture Partners 1号ファンドのファーストクローズを約130億円で完了しました。このファンドは、205兆円市場を誇る物流業界におけるスタートアップを支援するもので、デジタル化と生産性向上が強く期待されています。
1号ファンドの背景
物流業界は、EC市場の急成長に伴い、現状のアナログ的な運営方法からデジタル化が求められています。このニーズに応えるため、GLPは2018年以降、スタートアップへの投資を行ってきました。今回新たに設立されたファンドは、物流の最適化に必要なソリューションの開発を支援することを目指しています。特に、AIやロボティクスといった先進技術を駆使するスタートアップへの投資が中心となります。
ファンドの運用開始
Monoful Venture Partnersは、2022年12月から運用を開始しており、その活動を通じて、物流業界との連携を強化し、経済圏の実効性を向上させることを目指します。ファンドのパフォーマンス最大化を図るため、GLPグループの物流不動産事業の基盤を活かして事業支援を行います。
出資者の多様性
ファーストクローズには、SMBC日興証券株式会社、京王電鉄株式会社、三井住友信託銀行株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社Sun Asteriskなど多様な企業が名を連ねています。これらの投資者はそれぞれ、Monofulの目指す「物流エコシステム」という概念に賛同し、今後の事業展開に期待を寄せています。
物流エコシステムの構築
GLPは、「物流エコシステム」の構築を通じて、業界の構造的な課題解決を目指し、新たなビジネスモデルを探索しています。物流に関連するスタートアップ企業との連携を深め、企業連携を進めることで、イノベーションを促進しようとしています。
代表取締役社長のコメント
当ファンドの設立にあたり、代表取締役社長の藤岡洋介は、「物流という社会インフラに関わる立場として、業界の発展に貢献できるよう尽力します」と述べ、多くの投資家に感謝の意を表しました。出資各社もそれぞれ期待感を示し、共に未来を創るパートナーとしての意義を強調しています。
まとめ
GLPグループのMonoful Venture Partners 1号ファンドは、物流業界のデジタル化、創造を通じて新たなビジネスチャンスを生み出すことを目指しています。今後は新たな投資家の募集も見込まれており、さらなる成長と発展が期待されています。物流業界の未来に寄与するこのファンドから目が離せません。
会社情報
- 会社名
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Monoful Venture Partners合同会社
- 住所
- 東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー16階
- 電話番号
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