子ども応援基金
2025-12-09 10:27:26

社会的養護下の子どもを支援する新たな助成先が発表されました

社会的養護下の子ども応援基金が新たな助成先を発表



2025年12月9日、東京都港区に位置する公益財団法人日本フィランソロピック財団が「社会的養護下の子ども応援基金」の助成先を発表しました。この助成金は、約42,000人もの社会的養護を必要とする子どもたちに新たな体験機会を提供すべく支援しています。

助成総額と対象期間


今回の助成総額は1,017万円で、助成対象期間は2026年2月から2027年1月までの予定です。社会的養護下の子どもたちが経験することができる多様なプロジェクトを通じて、彼らの成長を支援する目的があります。

助成先団体と事業内容


選ばれた助成先は以下の4団体です。

1. 特定非営利活動法人ITサポート銀のかささぎ(長野県)
事業名: 「旅とお金とプログラミング!学びの体験プロジェクト」
助成金額: 1,398,000円
こちらのプロジェクトは、プログラミングの知識を旅と絡めた形で学ぶ新しい体験を提供します。子どもたちは新たなスキルを習得しながら、自立心を伸ばす機会が得られます。

2. NPO法人国際教育支援機構スマイリーフラワーズ(福岡県)
事業名: 「社会的養護の子どもたちと世界を繋ぐステップパスポート2026」
助成金額: 3,100,000円
このプロジェクトは、社会的養護下にいる子どもたちが世界と接触できるような機会を創出します。国際的な視野を持つことは、子どもたちにとって重要な経験となります。

3. 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(広島県)
事業名: 「社会的養護下の子どもが未来を拓く次世代リーダー育成キャンプ」
助成金額: 3,958,000円
このキャンプは、将来のリーダーを育成するためのプログラムで、社会的養護を受けている子どもたちに自信とリーダーシップを育む機会を提供します。

4. 社会福祉法人ベタニヤホーム(東京都)
事業名: 「夏季海水浴」
助成金額: 1,714,000円
自然の中での活動は、子どもたちにとって大切な経験です。このプロジェクトでは、海水浴を通じてリフレッシュと交流の機会を提供します。

社会的養護下の子ども応援基金について


この助成基金は、主に児童養護施設や里親のもとで育つ子どもたちに、多様な体験機会を提供することを目的としています。子どもたちは日常的に多くの制限がある中で、実体験を通じて成長する機会が限られてしまっています。この基金は、彼らの心豊かな成長と「体験の格差」を縮小するための取り組みです。

お問い合わせ


助成に関する詳細情報は、公益財団法人日本フィランソロピック財団のホームページで確認できます。質問や意見がある方は、代表メールアドレス (info(at)np-foundation.or.jp への連絡をお待ちしています。

この基金の取り組みは、社会全体にとって重要な意味を持ち、未来を担う子どもたちへの支援がより一層必要とされています。皆さんの温かい支援をお待ちしています。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本フィランソロピック財団
住所
東京都港区新橋1丁目1番地13号アーバンネット内幸町ビル3階
電話番号
050-3521-0160

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