アクセス可能なIoTを実現する新たな選択肢
近年、IoT(モノのインターネット)の導入が進んでおり、多くの企業や自治体がこの技術を活用したいと考えています。しかし、実際にIoTを利用するためには、データを効率的に集めたり、システムを構築したりする際にコストや技術的な壁が存在します。そんな中、センシニクス合同会社が新たに発売した「AirMetry LTE-Mシリーズ」は、その課題に応えるオールインワンIoTパッケージとして注目を集めています。
「AirMetry LTE-Mシリーズ」の企業背景
センシニクスは、2014年に設立されたテクノロジーベンチャーで、クラウド対応のセンサシステム開発に特化した企業です。今回の「AirMetry LTE-Mシリーズ」は、IoTを始めたいがどうすればよいか分からない、あるいは導入にかかるコストや時間が心配だという方々に向けた製品です。このシリーズにより、即座にIoTを導入することが可能になるのです。
製品の特色
「AirMetry LTE-Mシリーズ」は、通信方式にLPWAの一種であるLTE-Mネットワークを利用し、省電力性と長距離通信を実現しています。この製品には、データ監視用のWebアプリケーションが標準で付属されており、以下のような機能がそろっています。
- - 接点情報の時系列モニター(Open/Closeやバッテリーレベルを確認可能)
- - 閾値アラート機能(メール送信やWebhookでの通知)
簡単にデータ管理が可能
さらに、当社のIoTプラットフォーム「ThingScale」を採用することで、データの取り出しや端末管理をREST APIで簡単に操作できます。自社のシステムやセンサと組み合わせることで、より高度なカスタマイズや活用が可能となります。
料金プランと仕様
「AirMetry LTE-Mシリーズ」の料金体系はシンプルで、接点監視端末の価格はオープン、月額利用料は税抜き3000円からとなっています。この料金には、クラウドサービス利用料やeSIMの通信料も含まれています。また、OEMでのWebアプリケーションのカスタマイズも可能です。
仕様の詳細
- - 接点仕様:無電圧(ドライ接点)
- - 検出タイプ:シングル、ダブル、ロング
- - 電源:単4乾電池2本(交換可能)
- - ネットワーク:LTE-M Cat.M1(eSIM対応)
- - サイズ:超小型タイプ
対象とする業種の拡張性
このIoTパッケージは防災(冠水検知)、製造業(タンク水位監視)、防犯(ドア開閉監視)、農業(水田水位監視)など、様々な業種に適用できます。また、接点出力が可能なセンサを利用することで、使い方をカスタマイズできます。
会社のビジョン
センシニクスは、IoTシステムを簡単に導入できるようなソリューションを提供し、利用者が抱える課題を解決することを目指しています。詳細な情報は、公式ウェブサイトで確認できます。
センシニクス合同会社ウェブサイト
所在地: 東京都中央区銀座7丁目13番6号 サガミビル2階
代表者: 村澤徹
設立: 2014年5月20日
資本金: 300万円