鳥取初のコミュニティシアター「シネマドア」が誕生!
鳥取県の鳥取市に新しい文化拠点が生まれようとしています。その名も「シネマドア」。このコミュニティシアターは、2026年4月を開業予定とし、現在クラウドファンディングが行われています。目指すは、400万円の資金調達で、内装工事や映写機、音響設備の購入資金に充てられる予定です。
映画砂漠の鳥取に希望の光を
かつて鳥取市内には9つの映画館が存在していましたが、現在では「鳥取シネマ」に一本化され、多くの映画ファンは大阪や神戸まで足を運ばなくてはいけない状況です。当市に住む人々からは「出会いが少ない」「居場所がない」という声が聞かれています。
そこで、このプロジェクトの立ち上げが決定しました。2025年1月に東京から鳥取に移住した金塚敬子氏が「観たい映画を観る場所がないなら、自分たちで作ろう!」という意志を持ち、仲間と共に「鳥取まちなかを映画で元気に!」プロジェクトが始まったのです。映画の自主上映を55年続けてきた清水増夫氏や、鳥取大学の竹内准教授、高校生たち、NPO団体などの協力のもと、運営会社が設立され、さまざまな支援を受けながら進行中です。
こじんまりとした温かみのあるシアター
「シネマドア」は、20席ほどの小さな映画館で、「観たい、会いたい、話したい」をコンセプトに持っています。観客が映画を楽しめるよう、リラックスした座り心地の良い椅子やフリードリンク、フィンガーフードが用意され、上映後には30分の「カフェタイム」を設け、感想を語り合える交流の場も設けられています。
さらに、毎日約3本の映画が上映され、古典から最新作、アニメ、ドキュメンタリーなど多彩なジャンルが取り入れられる予定です。また、月に一度は鳥取に縁のある映画や地域活性に結びついた作品の特集上映も行う計画です。
映画人たちの支持
このプロジェクトは、多数の映画監督からの支援を受けています。名のある監督たちは、地方の自主映画館の意義を高く評価し、「映画文化の地方創生」や「新たな映画コミュニティ形成」に期待を寄せています。彼らの支援を受け、シネマドアは多くの映画ファンに愛される場所として成長するでしょう。
クラウドファンディングで知ってもらうチャンス
現在進行中のクラウドファンディングは、リターンとして鑑賞券、一年間観放題チケット、オンラインオープニングイベントの参加権、オリジナルグッズなどが用意されています。支援を通じて、鳥取の文化環境を豊かにする一助になりませんか?詳細は
MOTION GALLERYで確認できます。
新しい映画の文化を鳥取で築き、出会いを促す「シネマドア」。このプロジェクトが成功することで、地域に新たな風を吹き込み、観客の心に響く映画体験が提供される日を楽しみにしています。
プロジェクト概要
- - 名称: コミュニティシアター「シネマドア」
- - 住所: 鳥取市桜土手の袋川沿いビル1階
- - 開業予定: 2026年4月(3月下旬プレオープン)
- - 座席数: 約20席
- - 上映内容: 洋画、邦画など様々なジャンルの映画を1日3本程度
- - 特徴: ・上映後のカフェタイムでの交流
・フリードリンクやフィンガーフードの提供
・月に1回の特集上映
会社情報
- - 会社名: シネマドア鳥取合同会社
- - 所在地: 鳥取県鳥取市川端2-119
- - 代表者: 金塚敬子
- - 設立日: 2025年7月
- - 事業内容: 映画上映事業、カフェ運営
- - SNS: X(Twitter)@cinemadoor2025