希望を結ぶ「大谷ガチャ」第2弾の登場
能登半島の珠洲市にある大谷小中学校の生徒たちが企画した「大谷ガチャ」、通称「OHTANI CHARM」の第2弾が、4月18日から販売されます。このプロジェクトは、自然災害の影響を受けた地域の復興を促すために始まりました。第1弾が瞬時に完売し、県内外から多くの注目を集めたことを受けて、さらなる魅力を盛り込んだ新商品が生まれました。
「大谷ガチャ」とは?
「大谷ガチャ」は、珠洲市の大谷地区の特色ある素材を使って製作された手作り商品を、ガチャガチャ形式で販売するプロジェクトです。ここで得られた収益は、能登半島の被災地に寄付されます。昨年、能登半島を襲った豪雨の後、全校生徒が5人に減った大谷小中学校の児童たちは、「私たちができることは何か?」と考え、このプロジェクトを立ち上げました。
第1弾の販売では、児童たちの熱意が多くの人々に伝わり、SNSなどでも話題に。販売予定だった500個が即売り切れるほどの人気を博しました。そして、彼らは新たな商品を含む第2弾の企画へと進みました。
第2弾商品の魅力
第2弾では、地域に込めた思いをさらに深めるために、新たに2種類の商品の追加が決まりました。1つ目は、震災以降中止されていた「こいのぼりフェスティバル」再開を願って制作されたタッセルキーホルダーです。この商品には、地域の方々から寄付された鯉のぼりの布を使用しています。
2つ目は、児童たちが考案したキャッチコピーを用いたステッカーです。これらの新商品は、児童生徒と地域住民が手を取り合い、共に作り上げたものです。子どもたちのアイデアが地域の大人たちを巻き込み、「大谷ガチャ」を通じて地域の絆が一層強まりました。
商品販売に向けて
「OHTANI CHARM」は、珠洲市の道の駅「すずなり」で限定40個の販売が決まりました。販売期間は4月18日から20日までで、販売数量が終わり次第終了します。今回の販売では児童たちは店頭には立たないため、注意が必要です。しかし、子どもたちの思いがたっぷりと込められた商品であることには変わりありません。
本プロジェクトは、地域の特産品や魅力をアピールしながら、復興への希望をつなぐ活動です。大谷中学校の生徒たちは、自らの手で大谷地区の素晴らしさを伝えるために心を込めて製作した製品を、多くの人に届けたいと考えています。
終わりに
「大谷ガチャ」の第2弾は、珠洲市という小さなコミュニティから大きなメッセージを発信しています。この取り組みを通じて、地域の魅力を再発見し、復興への一歩を踏み出すことができるでしょう。今後も、「OHTANI CHARM」の最新情報は公式ホームページで随時発信されるとのことですので、ぜひチェックしてみてください!
公式HP:
OHTANI CHARM