実践女子大学とNPO法人せいぼが連携し新たな挑戦
実践女子大学の学生たちが、NPO法人せいぼとの協力を通じて、社会課題に取り組む「グローバルJミッション」プログラムに参加しています。このプログラムは、学生のキャリア支援を目的に設計されており、1年生と2年生のチームが企業や団体が提示する課題に対して、解決策を模索する取り組みです。
コーヒーを通じた支援のテーマ
今回のプログラムでのテーマは「コーヒーを通じてアフリカの子どもたちを支援せよ」というもので、学生はすでに意識を持つ社会問題に向き合っています。参加した学生たちは、アフリカのマラウイでの教育環境や子どもたちの就学率向上に寄与する活動について理解を深めてきました。
学生たちの成長を促す重要な4週間
プログラムは4回にわたり、代表の山田氏や海外出身の大学生インターン、ブランディングの専門家であるFrancesco Guerresi氏からの講義を受け、デジタルマーケティング、ペルソナ設計、UX設計などのスキルを習得。学生は理論を実践に移し、チームでの協力やプレゼンテーション技術を磨く機会を得ました。
多様な企画の発表
最終回では4つのチームが、彼らの学びや斬新なアイディアを基にしたプレゼンテーションを行いました。どのチームも、社会へのインパクトを意識した商品企画を提案しています。
チームNo.1
ターゲットは社会問題に関心のある30代女性で、Instagramを利用したショート動画広告を通じて「あなたの1杯が誰かの未来になる」というメッセージを発信しました。
チームももきゅん!
婚活イベント「ときめきcafe」を企画し、マラウイのコーヒーを通じて新しい出会いを促進。ターゲットは35歳の独身女性で、Instagramのストーリーズを利用しました。
チームJコーヒー
企業とのコラボ企画を通じた商品販売を目指し、健康志向の32歳女性をターゲットに定めました。Instagramでの広報戦略を考えています。
チームモンチッチ
カフェテリアのコーヒーを通じた社会貢献をテーマに、学生たちが実践する力を発揮。ターゲットは国際学部の学生で、彼らの理念をチラシやInstagramで広めることを提案しました。
実現に向けた一歩
プログラム終了後、7月にはフォローアップミーティングが開催され、具体的な実施時期やコスト削減案が議論されました。学生たちは「初めて自分のアイデアが形になる手ごたえを感じた」と語り、実社会とのむすびつきを実感する貴重な経験が得られたようです。
代表の山田氏は、「それぞれの人には、招かれる場所がある。今回の経験を次に生かしてほしい」との激励の言葉を伝え、このプログラムは大変意義深いものとなりました。
編集後記
実践女子大学での授業を通じて、NPO法人せいぼにも新たな気づきがありました。具体的なペルソナ設定を行うことで、コーヒーの顧客像や新しい発想に驚きを覚え、今後のビジネスに活かせるヒントが得られました。今後も各大学と密に連携し、より多くの人々に支援の輪を広げていきたいと考えています。
せいぼについて
私たちの活動は、マラウイでの給食支援を通じて子どもたちの教育機会を向上させることです。日本では、オリジナルコーヒーの販売や教育活動を通じて、国際バカロレア教育に注力しています。私たちのMissionは、教育を受ける子どもたちの未来に貢献することです。
コーヒーのご購入について
私たちのコーヒーは、ただ美味しいだけでなく、生産国のアフリカの人々を支援する特長があります。1杯のコーヒーで、子どもたちの給食を支えることができます。おいしいだけでなく、社会貢献にもつながる商品をぜひお試しください。