2025年卒 就職活動は活況!内定率89.7%、売り手市場の状況が続く
株式会社キャリタスが実施した「キャリタス就活 学生モニター2025調査」によると、2025年3月卒業予定の大学生の7月1日時点での内定率は89.7%に達しました。これは前年同期比で3.7ポイントの上昇となり、就職活動が活発化していることを示しています。
調査によると、就職活動がすでに終了した学生は全体の79.7%を占めており、内定を得て就職活動を終了した学生と、内定を得られずに就職活動を継続している学生の合計が全体の20.3%となっています。
就職活動継続者の多くは企業探しを継続
就職活動を継続している学生の多くは、新たな企業を探しながら、幅広い企業への応募を検討しているようです。6月の調査と比較すると、企業探しを継続する学生の割合が増加しており、より多くの選択肢の中から自分に合った企業を見つけようとする傾向が見られます。
学生の半数以上が売り手市場を実感
今回の調査では、学生の55.0%が就職活動を売り手市場だと感じているという結果が出ました。これはコロナ禍前の水準とほぼ同じであり、学生は依然として積極的に就職活動を進めている状況であると考えられます。
キャリタス就活調査とは
キャリタス就活 学生モニター調査は、株式会社キャリタスが毎年実施している就職活動に関する大規模調査です。2025年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、就職活動の状況や企業選びの基準、就職活動に対する意識などを調査しています。
まとめ
2025年卒の就職活動は、内定率が上昇し、売り手市場の状況が続いていることが明らかになりました。就職活動を継続している学生も、積極的に企業探しを行っており、今後も就職活動は活発化する可能性が高いと言えるでしょう。